2007年8月29日水曜日

オーストラリアレポート17:マッシュルームの水炊き




骨付き手羽先を買って来て、巨大マッシュルームをたっぷり、葱や白菜もごっそりと入れて、鶏の水炊き。
ファーマーズマーケットで買って来た豆腐を冷や奴にしたら、大豆の風味丸出しの素朴タイプで、ほっとする昔風。生姜醤油で食べる。
もう1個の豆腐を鍋に放り込んだ。
煮込んでいる最中、ちょっと味見とスープをすすったら、マッシュルームフレーバー超濃密のスープになっていた。

日本で売っているマッシュルームは、色白く、大きさ揃っていて、きれいな形をしているが、高い。こっちのは、大きさ不ぞろい、見た目よいとは言えないが、おいしく、安い。どっちがいいか。
「無選別」と言う考え方が必要なのではないか?

以前、米国の食の専門家が来日し、銀座のデパートの食品売り場を見て、その高価さと見た目の美しさに対して言った、
「宝石と食べ物を間違えているんじゃないか?」

土の力のある、たくましい作物を、日本で増やして欲しいね。
焼くだけでいい、煮るだけでいい、蒸すだけで感動する作物を。
素材が素朴でおいしいものに出会ったあと、ふと思うことがある、
「では、一般に出回っているのは何なんだ?」

0 件のコメント: