2013年11月29日金曜日

京都でも半分メニュー

まんざら亭でうれしいのは、可能なメニューは半量にしてくれること。
今日頼んだのはほとんど半分量。
イカゲソ焼きはミディアムレアのやわらか仕上げ。
雲子酢の半量なんかうれしいねえ、これなら他のアイテムいろいろ頼める。
グラスワインもなかなかで600円。

2013年11月28日木曜日

天然ブリとノドグロ

小学校の教室カフェでカレーを食べて、今日は名古屋の会場だが、出番は3時なので時間があまってしょうがない。
四条から京都駅まで裏道をぶらぶら散歩しながら行ったら1時間ぐらいはつぶせるだろう。
裏通りはあちこちに興味深い民家や店がある。
東本願寺前烏丸通りの紅葉がきれいだ。
名古屋の仕事が終わって京都に帰り、まっすぐホテル近くの「まんざら亭NISHIKI

今日のお勧めに天然ブリがある。
ブリは東京ではまともなのはあまり無く、天然のいいのは関西に行っているようだ。
ノドグロもある。
ょっと盛り合わせ刺身3種で、これに鯛を加えた。
ブリはやっぱり最高。赤身の中トロといったところ。
ノドグロは表面にタタキ風の焦げ目を付けているので、香りたっぷり。


2013年11月27日水曜日

牛スジカレー

 富山、名古屋、近江八幡とセミナーが続くので、ジャーニールートをどうしようか作戦を練ったあげく、京都3連泊にした。
東京から列車で越後湯沢で乗り換え、ほくほく線で車窓の紅葉を眺めながら富山に入る。
富山が終わったら京都に行って一杯。
京都から名古屋往復して京都でまた一杯。
京都から近江八幡に行って仕事終わったら当然帰らず京都に戻ってまた一杯。
という作戦。
 富山駅は北陸新幹線の駅舎建設の真っ最中。
セミナーが終わって特急サンダーバードでびわ湖西線経由で京都入り。
地下鉄四条駅側にある最近の定宿にチェックイン。
気になっていた居酒屋に入ったが、それほどではなかった。
翌朝のんびり起きて、10時に開店するホテル向いの京都芸術センターのカフェへ。
前田珈琲 明倫店
 このセンターは以前の小学校をそのまま使っていて、美術芸術品の展示をしているが、一画にカフェがある。
建物入り口前には学校の古風定番二宮金次郎。
カフェは55年ほど前の目黒区立下目黒小学校の教室を思い出す。
遅い朝食というか早い昼というか、目当ては牛スジカレー。
トロリとしたスジが美味いんだよな〜〜


2013年11月21日木曜日

偽装対応メニューの提案

レストランでの食材偽装騒ぎはますます大きくなっている。
そこで提案、
偽装している食材を比較するメニューだ。
例えば海老。
クマ海老、車海老、バナメイ海老、芝エビなどを一匹づつ、比較出来るように同じ調理、例えばただ茹でて、ソースを別に付けて提供する。
価格は食材対応でつければいい。
ついでに、その価格の中の、食材費用の比率でも一緒に教えたら面白いね。
どれが一番美味しかったかアンケートも取りたいね。
牛肉なら、
和牛A4、米国産牛肉、オーストラリア産牛肉、脂肪挿し込み加工牛肉を一緒に、ただ焼いて、ソースと共に提供するのだ。
これ、偽装している店は出来ないから、丁度いい。

写真は、ロンドンで売っていたインド洋マダガスカル産のプラウン(海老)で、これはブラックタイガーかフラワータイガーに近い海老のようだ。形も大きいので美味しいだろうな。

2013年11月20日水曜日

クエのアラ鍋

今月はいろいろ重なり、盛岡には3回出張。
この街は行きたい店がいろいろあるのでうれしいね。
盛岡の「おおいし」に入ったらクエの刺身がある。
白身のしっかりした刺身は味が濃い。
「うまいな〜〜!」とやっていたら大将が「それの頭とカマを鍋にしましょうか?」
うれしいね〜〜!! 一人鍋によろしく。
複雑な骨の回りを怪我しないようにしゃぶると、皮と身の間のゼラチンと一緒に、なまめかしい美味しさが吸い取られる。
赤いも焼酎のお湯割りで、無言でせっせとやっていたら汗が出て来た。
今晩は暖かく寝れるな。

2013年11月15日金曜日

フジツボの酒蒸し

急に寒い日が来たあと、晴天になった盛岡城跡公園は紅葉に陽が射して見事。
 夕方「おおいし」に行ったら、三陸産の大きな牡蛎が2個で800円。
殻からはみ出しそうに膨らんだ身は一口で食べられない。
半分齧ると汁が弾け飛んだ。
 フジツボの酒蒸しというのがある。
海岸や船の底に付くフジツボだが、その養殖だそうだ。これにも養殖があるのか……
あちちち、といいながら中の身をほじくり出して食べると、亀の手みたいな味だな。
汁をずずっとすすったら、これが美味い!
大将「そのスープ、美味いでしょう!」
これだけで、こんなにおいしいスープが出るとはびっくり。
小型のアワビが一個丸ごと刺身とあるが、ちょっと加熱した方が軟らかくなって味が出るのでやってもらった。
ふっくらと膨らんだところで加熱を止めた最高の状態。

2013年11月14日木曜日

松茸と牛肉のつまみおじや

 皿の上にアルミホイルで包まれた何やらが出て来た。
開いた途端、鼻を中に突っ込んだ。
松茸と牛肉のホイル焼き。
ゆっくりと楽しんだあと、ホイルの下に煮汁が溜まっている。
この汁をすすろうとスプーンを貰おうとしたところへ「そこに御飯を入れましょう」
少量の御飯が落とされ、さらさらとスープに広がった。
これをつまみにまたいっぱい。
しつこく2回楽しめるね。

2013年11月13日水曜日

東北のフグ

 米沢から会津若松に抜ける大峠の上りは吹雪。
車のライトを上向きにすると雪しか見えず、道が見えなくなるので、下向き。
翌日福島から米沢に抜ける峠もまた大雪。
東北に冬が来た。
 盛岡の横綱寿司でフグの煮こごりが出て来たので「本体は?」
「もちろん」と、薄切りが出てきて、もう一言いおうとしたら「分かってます」と言いたげに皮も置かれた。
煮こごりをつまんでシャブリをグビリ。
 さて、皮を薄切りに乗せてくるっと巻き、ポン酢。
応えられないねえ。
東北でもフグが捕れるのだが、大した値段が付かないので、わざわざ下関に持っていく。その方が金になるのだ。
でも、地元にも少しは残るので、それがこの店に来る。
時間で言えば下関に持って行くより地元の方が鮮度はいいに決まってる。
東北でフグ!

2013年11月12日火曜日

ミズの実

 震災で失った大槌町の赤武酒造の工場が出来上がり、調整に入った。
メインブランド「浜娘」の新工場の仕込みがもうすぐ始まる。
終わって盛岡市内のいつもの「横綱寿司」へ。
突き出しに豆のようなのが出て来た。
「ミズの実です」
ミズは春先の山菜の一つで、ぬめりと香りが素晴らしい。
しかし、実は秋に食べるということ。
これだけ東北に来ているのに、初めて出会う。
しゃっきりした固めの食感で、風味たっぷり。
まだまだ食べていないのにこれからも出会いそうだな。

2013年11月11日月曜日

帯広「ふく井ホテル」の温泉と朝食

帯広駅前にある「ふく井ホテル」は、最近出て来ているビジネスホテル群に押されているように見える老舗だが、アットホームで、私は帯広では必ずここに泊まる。
地下に混じり気の無い香り濃い温泉がこんこんと湧いていて、到着時、夕食前、朝食前と、3回は入る。
そして、朝食が実に美味い。
和食、洋食、コンチネンタル、そして中華粥と、4種類のコースがあり、加えてサラダ、納豆、卵、紅茶などのバイキングが自由に加えられる。
朝、遅めに行ったら「これから魚を焼きますから、少し時間を下さい」
焼き立てのが出て来る。
小さめの陶鍋があり「目玉焼きですが、鍋が熱くなっていますから、お好みの焼き具合になったら蓋を開けて下さい」
仕事が終わって夕食後に仕上げのワインをちょっとと寄ったら、ワイングラスに0.125リットルと0.25リットルのメモリ付き。ヨーロッパ的親切サービスでうれしい。

2013年11月8日金曜日

冷奴に山ワサビ

山ワサビはレホールで、ローストビーフに付き物。
これが冷奴の上にたっぷり山盛り。
冷奴を一口切り出し、山ワサビをたっぷり乗せて、醤油を数滴垂らして口に入れたら、ツ〜〜ンと鼻から頭に抜けた。
小気味のいい冷奴だ。帯広らしいな。
次にシシャモがあるのだが、天ぷらになっている。
本シシャモは東京辺りでは高価だが、ここは安い、本物かな?
出て来たシシャモの天ぷらはたっぷりと量があり、食べたら本物。
本シシャモが上品な白身で、キスのような味がするが、まさにこれ。
型が高価な本シシャモよりも小さいが、ここら辺に安さとボリュームの理由があるのだろう。
小型でも上品さは変わらない。
この居酒屋、良い食材を全てに使っているようだ。昨今の食材偽装騒ぎの中で、爽やかだな。

2013年11月7日木曜日

川西農協の長いも

帯広の居酒屋「たけとんぼ」のカウンターに座ったら「十勝毎日新聞」があり、一面トップに「川西長いも60億円突破」と大きな見出し。
輸出も3000トン9億円台、とある。
TPPで大変な北海道で、ここは元気だ。
川西農協は、フーズデザインの「HACCPリーダー養成セミナー」に何人もの方が参加している。

 輸出するには衛生管理、HACCPが構築されていなければならないが、ここは早くからその対策をしてきていて、成功への一つのバックアップになったのだろう。
このあと「今日のお勧め」メニューを見たら「川西長芋きざみわさび和え」があり早速注文。
持って来たおねえさんが「ここ、すごいのねえ!」と感心。
シャキシャキと気持ちの良い美味しさだった。

2013年11月6日水曜日

別海のホタテ

 羽田から帯広空港に着いたら、別世界のように冷たい空気。
爽やかな晴天の中、散歩に出たら、中央公園の紅葉が見事。
セミナーが終わってホテルに推薦された居酒屋に行ったら「別海のホタテ刺し」なんてのがある。さすが道東入り口だな。
スライスというより小さな塊みたいなホタテがたっぷり盛付けてある。
これはすごい、しゃっきり食感の濃厚な身。
岡山の高級和食店で、10月しか捕れないというすごいホタテに出会って、これは日本一だと思ったが、それと同レベルがこの居酒屋で出て来るなんて!

たけとんぼ

2013年11月5日火曜日

チーズを時計回りに

西宮のホテルでの食後、ホテル内のバーに行き、赤ワインをデザート。
それならチーズとなり、ソムリエに言ったら、盛り合わせを持って来た。
「ミモレットから時計回りにお召し上がり下さい」
オレンジ色でちょっと硬いミモレットをつまみ、言われた通り右、時計回りに食べていくと、次第に濃厚になってくる。
最後のチーズになったら、トロリとしたチーズが赤ワインと舌に絡まり、腹の中幸せいっぱい。