2013年10月31日木曜日

石鍋

西宮で社内の三日間HACCPリーダー養成セミナー。
甲子園球場の隣のホテルに入ったら、以前都ホテルだったということで、とても快適。
第1日目が終わって懇親会のメインは石鍋。
台湾から持って来たというずっしりと重そうな石の鍋に、肉と野菜がたっぷり。
タレに唐芥子が入っていて、生卵とかき混ぜる。ここら辺すき焼きの台湾版だな。
これはいい、体内暖かになる。

2013年10月30日水曜日

ハモの梅紫蘇天ぷら

京都でハモの湯引きは、梅肉にワサビを加えて食べる。
そんな京都の居酒屋で、ハモの梅紫蘇天ぷらというのがあった。
骨切りしたハモに紫蘇を乗せ、梅を入れて巻いてから天ぷら。
これを塩で食べる。

2013年10月25日金曜日

カツオに揚げニンニク

カツオのタタキをニンニクで、と頼むと、生のニンニクをスライスして出してくれる。
しかしここは、ニンニクをスライスして揚げたのが乗ってきた。
これもまたいいね。
まんざら亭

2013年10月24日木曜日

イチボのステーキ

和牛A5クラスのサーロインステーキは霜降りたっぷりなので、重い。
しかし、モモ部分はサシは少ない赤身。
イチボという部位は、イチボーンという骨の所にある肉の米国名から来ている。
モモの中でも軟らかいイチボのステーキは、和牛の香りをさっぱりと楽しめる。
大きさ手ごろのをワサビで。

2013年10月23日水曜日

ポルチーニのフライ

日本の松茸の季節は、ヨーロッパでも同じ。
いろいろなキノコが出て来ている。
ポルチーニはスライスして使うのが一般的だが、フリッタとメニューに書いてあるので注文。
皿が置かれてびっくり、丸ごと衣を付けて揚げたのが2本!
ナイフでどう切ろうか迷ったが、やはり縦割きスライスカット。
炒めると香りが料理全体に広がるが、このように衣を付けると、閉じ込められた香り丸ごと食べられる。

2013年10月21日月曜日

松茸の茶わん蒸し

昨年は松茸が不作で、高価で良いものが少なかったが、今年は豊作のようだ。
そのせいか、松茸いろいろお任せで茶わん蒸しも出て来たが、蓋を開けたらぅわあ〜〜〜!!
濃厚な香りが吹き出てきた。
スライスじゃない、縦1/4カットのブロックのようなのが2つも入っている。
贅沢な松茸の茶わん蒸し。

2013年10月17日木曜日

岩牡蛎のフライ

岩牡蛎は酒田周辺の名物。
これをそのままでなく、フライに。
大きくふっくら。
紅葉まだ早く、フレッシュグリーンのモミジで飾り付け。

2013年10月15日火曜日

キュウリの煮物

キュウリを適当な大きさで収穫しないで、更に大きくしてから収穫する。
そして、煮る。
今日出て来たのは、麩と牛肉を一緒に煮てある。
東北の食べ方だ。

2013年10月14日月曜日

ヒラメととんぶり

とんぶりは、箒草の実で、丘キャビアなんて呼び方もある。
咬むとぴちぴちして、食感も似ている。
これがヒラメの刺身の上に乗っかってきた。
ワサビが少々。
爽やかな盛付けだ。

2013年10月10日木曜日

2013EU-42:アイスランドラム

 8/26,気温8℃、また下がった。
今日はレイキャビクの南方面に滝を見に行く。
レストランの野菜がおいしいのに畑は今まで見ず、多分南の暖かい方で生産しているだろうと思っていたらそうだった。
最初は荒涼とした苔の大地だったが、次第に畑が増え始め、今まで見られなかった牛の放牧が出て来た。
これで、馬、羊、牛と、全部揃った。
火山の噴火が歴史上何度かあり、その山頂は氷河になっていて、その下で広大な畑。
すごい歴史なんだな。

午後早めに帰り、のんびりしたあとすっかりおなじみになったレストランへ。
まずは食べたかったサーモンの44℃低温クック。
メニュー記述に調理温度が入っているところはサイエンスティック。
調理したあと冷蔵庫で冷やしたのが出て来た。
表面から中まで全てミディアムレア。アペタイトとしていいね。
次も食べたかったアイスランドラム。
ロインの芯だけ抜き出してローストしてある、香り良いラム。
よく見ると、脂肪側にナイフで切れ目を入れてからローストしている。こうすると脂肪がカリッと焼き上がってなかなかいい工夫だ。
添えてある海老(こちらではロブスターといっている)は、身を抜き出し、それを抜き殻の上に乗せてオーブンで焼いている。
なるほど、これは食べやすい。
野菜全て素晴らしい味。

明日はロンドン経由で帰国。
2013EUはお終い。
また来年。

2013年10月9日水曜日

2013EU-41:馬肉のステーキに鯨のベーコン

8/25,馬肉のテンダーロインのメニュー記述にベーコンと書いてあったので、テンダーロインは脂肪が無いのでそのバックアップに使っているのかと思っていたが、大間違い。
馬肉はウエイターお勧めのミディアムレアに、丸ごとオーブンに入れて焼き、5センチほどの厚さにカットしたのが2切れ盛付けてある。
肉そのものはさっぱりした味で、まさに馬肉の特徴そのまま、ヘルシー。
ベーコンが見えないが、まあいいやと横にあったポテトのグリルをカットしたら、中にベーコンを挟み込んで焼いてある。
 そういうことかと食べてみたら、これは、鯨のベーコンではないか!?
なんということだ!
確認の為またウエイターを呼んだ。質問だらけの客で申し訳ないね。
「はい、鯨のベーコンです。日本でも食べますか?」
日本の食文化を再び説明。相互理解に少しは役立ったかな。
 紫色のソースはルートベジタブル。
すっかりいい気持ちになり、帰る途中、コンサートホールのガラスが煌めいていた。
ここ、いい街だな〜〜

2013年10月8日火曜日

2013EU-40:昆布とタラの干物をバターで

8/25,気温10℃。
毎日温度が下がっていくな。
東京との気温差20℃。
昨日レイキャビクの西側を回ったが、今日は北にちょっと遠出。
こっちの自然はまた違う。
馬があちこちに放牧されている。馬肉のステーキを今晩の予定にしているが、これでわかった。
馬は地場の純血種。
羊もあちこちに放牧。
牛は一度しか見なかった。
 アイスランドの自然は、火星の表面、根釧原野、知床、フィヨルド、霧島の草千里、鯨アザラシ海鳥野鳥、馬に羊、地獄谷、温泉、これらを交互にパッチワークのように並べて巨大にしたようなもの。
反対の表現をすると、アラスカとカナダ全土を凝縮して火山を加える。
約6時間、あまりの自然の雄大さにただただぼーっと口開けて走ったドライブから帰り、シャワー浴びて予約していたレストランに直行。

 アイスランド産のビールは、日本のビールより少し濃いといったところで、とても旨い。お代わり!
そこにアペタイトで頼んだ海藻とタラの干物。
海藻は昆布で、日本で昔子供のお菓子代わりにあった乾し昆布。
タラは干物を食べやすいようにちぎってある。
これを「バターを付けて食べて下さい」
びっくりしたな〜〜もう!!
美味しい!!
これらをマヨネーズ唐芥子で食べると焼酎、しかしバターで食べるとワインに合う!
ウエイターが来て「どうですか、口に合いますか?」
合うどころじゃないよ、長いヨーロッパジャーニーの終盤、こんなのにアイスランドで出会うなんて!

2013年10月7日月曜日

2013EU-39:アイスランドの歌

8/24,気温12℃。
NASAの火星探査機が写したような大地を半日走った。
雄大で、ため息だらけ。写真に収めることなど出来ない。
こういう土地で暮らしている人が居るのだ。
人生観変わっちゃうな。
 夕方レイキャビクの街中にある教会に行ったら、夏の終わりのフェスティバルをやっていて、パイプオルガンと合唱隊のコンサートをやっていた。合唱隊の歌声はパイプオルガンに負けていない迫力と爽やかな声。
街の大通り、東京で言えば銀座みたいなところにぶらぶら降りていったら、すごい人。
この夏最後の土曜日で、街中の人が家族連れ総出でお祭りを楽しんでいる。

あちこちでポップスやロック、クラシック声楽をやっているおじいさん二人組なども居て、アイスランドは歌の国と聞いていたが、これで分かった。
あちこちにライブハウスがある。

2013年10月2日水曜日

2013EU-38:パフィン

8/23,ツノメドリのスモーク。
アイスランドの皆さん、これ食べちゃうんだ。
夏のフェスティバルには欠かせない食べ物だという。

2013年10月1日火曜日

2013EU-37:鯨のタタキ

8/23,鯨は好きなので、これは美味しいが、日本語のタタキがアイスランドに来ているとは知らなかった。
表面炙り、中は生状態にちゃんと出来ている。
アイスランドは鯨を食べる文化なのだ。
捕鯨で今揉めているが、この地球最北端の国ではこの食文化がすたれていないようだ。

奥に来た米国人らしきグループの一人が「タタキ、って何?」と聞いていた。
彼ら、鯨、食べるかな?