2017年12月31日日曜日

17マラガ:01.ラムチャップ

 マドリッドから1時間のフライトでスペイン南端の地中海側、このまま南下すればアフリカだ。
寒さもそれほどではなく、マドリッドから比べれば温かい。
アパートチェックインしてこっちもクリスマスでごった返す繁華街へブラブラ。
大衆的なバーベキューハウスに入り、ラムチャップを注文。
こっちのラムはどこに行っても野性味たっぷりで美味い。
付け合せが炒めた野菜、生野菜、トルテーリア、ライス。
トルテーリアだけ和紙食べてるみたいで残したが、後は自然で素直な美味しさ。

2017年12月28日木曜日

17マドリッド:05.茸の水煮

青果売り場には多くの種類の茸が売られている。
どれがどんな味なのか見当もつかない。
価格がかなり高いのもある。
その横に、瓶詰めの茸の水煮が色々。
そこで、椎茸と大型のなめこの間のような水煮を購入。
アパートに帰ってオリーブオイル、塩、胡椒で炒めた。
うまかった〜〜〜!!
なんだろうこの茸。

2017年12月27日水曜日

17マドリッド:04.仔豚まるごとキロ12ユーロ

 ポルトガル名物の一つは仔豚まるごとバーベキュー。
スペインでも同じようで、スーパーで仔豚がまるごと真空パックされていて、価格はキロ12ユーロ。
普通の豚の肩ロースからロインの端まで半丸もあり、これは19ユーロ。
こっちの豚料理は豪快だ。

ソル駅広場は相変わらずのクリスマスゴールデンウイークのごった返し。

2017年12月18日月曜日

17マドリッド:03.キロ80ユーロのエビ

 スカンピが30ユーロなのにこの真っ赤なエビは80ユーロ!
異常に高いこのエビ、前から気になっていて、味はどうなんだろうと、大枚はたいて2尾買った。
身はあまり弾力無く、味も特別なものではない、ミソも大したことない、鮮度はいいのに。
なんでこんなに高いのか不明。
スカンピのほうがよほど美味い。
確認して気が済んだ。


2017年12月15日金曜日

17マドリッド:02.スペイン産の和牛

 ソル駅近くのデパートの中に高級スーパーが入っている。
肉売り場にWAGYUがあり、サンタロザリオ農場産となっている。
これは、スペイン産の和牛だ。
生産地はマドリッドの北、ビルバオの南。
3年ほど前にコペンハーゲンで食べた和牛はオーストラリア産だった。
その頃ロンドンのハロッズにはスコットランド産と神戸産の2つの和牛が売られていた。
WAGYUは世界に広がっているが、こっちの人は和牛の大元は日本だと知ってるのかね?
複雑な気持ち。

2017年12月13日水曜日

17マドリッド:01.アーティチョークのフライ

 ポルトからイベリア航空で1時間、マドリッド到着。
アパートにチェックインして出かけようとしたらドアの鍵のトラブルで1時間ばかり閉じ込められ、解決して外に出たら、メイン通りも裏通りも歩行者天国になり、原宿の竹下通りを百個ばかり集めたような大混雑。
 あとで調べたら、この日はスペインの憲法記念日で祭日。水曜日だが、金曜日もキリスト教の祝祭日。ということで、木曜日に休みを取れば、5連休になり、スペインなら会社そのものも休んじゃう所も多いだろう。そのスペインのゴールデンウイークの初日でこんな状態に。
人の流れに身を任せていくしか無い。
 サンミゲル市場横の適当なレストランを見つけて入った。
メニューの中に、一度食べてみたかったアーティチョークがある。
これはアーティチョークを開いてオリーブオイルで揚げ、塩味。
柔らかく、香り良い。
メインにラムチョップを頼んだら、鶏の唐揚げのように山のような盛り付け。
このラムは野生そのもので、ちょっと硬く、色は浅いのに味には深み。鶏でいえばコーニッシュゲームヘンみたいなもんだな。
サンミゲル市場の中も、通りも、超大規模な混雑はまだまだ続く。

2017年12月12日火曜日

17ポルト:06.熟成クラブステーキ

 アパート近くはカフェやレストランが多く、食べる所に困らない。
その一画に、この地域になじまない肉屋がぽつんと。
対面ケースの中に、これまたぽつんと売れ残ったようなクラブステーキが1枚置いてある。
素材も試してみたい。
まあ、腐ってはいないだろうからとこれだけ買って、今晩のディナーに加えた。
焼いて食べたら、十分に熟成してあり、最高!

2017年12月11日月曜日

17ポルト:05.2本200円の骨付きバラステーキ

 オーガニックストアで豚の骨付きバラ肉を2本切り出したら200円。
キロあたり0.56ユーロ(72円)!。何という安さ。
もちろん皮付き。
豚の皮ってすごいよな、美味しいし、カバンにも靴にもなる。
 スーパーボックの高品質そうなの6本パックを買い、サラダ野菜、玉葱、ハム、ついでに白ワイン1本も追加して、合計で18ユーロ! 今晩はアパートでディナー。
とんでもなく重いリュックになったのでタクシー。歩いて30分以上かかる距離を5ユーロ。
豚バラ骨一本分の厚さは結構あり、これが2本だとかなりの量。
塩、胡椒、粉末にんにくをかけ、パンフライの途中で玉葱を放り込む。
焼けたところをかぶりつく前に、スーパーボックを瓶ごとグビグビ。
そして、ポルトガルの豚肉は美味い!

2017年12月7日木曜日

17ポルト:04.大航海時代の味

 ポルトガルは大航海時代、船乗りの食事に干鱈を持っていった。それにラム酒。
この干鱈は街中で売っていて、食べてみたかったが、毎日水を替えながら戻すのに1週間かかるというので諦めていた。レストランで普通にあるが、タラの前にやっぱり肉になってしまっていた。
そこで今回挑戦。
アパート近くのホテルの高級そうなレストランに入り、私の大好きなスーパーボックビールで助走。
この店のスーパーボック用のグラスは、下部の一角が凹んでいて、つかみやすい、良い工夫だ。
タラが来た。
かなり肉の厚いタラで、切り取り、口に入れて噛むとシャキシャキ。野菜をかんでいるような食感がある。不思議な感覚。
これを食べながら、日本まで来たわけだな。
味はおいしくなかったが、大航海時代にちょっと触れた。

2017年12月5日火曜日

17ポルト:03.ポルトワイン

 ポルト(ポート)ワインは日本でも有名だが、これは一般のワインとは違って、ブランデーを添加する。
ポルトのワインメーカー「Calen」のツアーに参加。
 樽に使う木を修理しながら150年使うという。これは北海道の余市のニッカのウイスキー工場でも見たが、ここのは規模が違う、とてつもなくでかい樽だ。
ツアーの仕上げに赤白両方のポルトワインを試飲。
私は甘いワインはデザートワイン以外は飲まないが、このポルトワインは好きになった。なぜならこれはデザートワインとして最高。ワイン主体の会食で、最後に皆さんはケーキなどのデザートを食べている時、私は赤ワインを頼むが、これからポルトワインもいいね。しかしいいのは値段が……
試飲したので、赤は香りがいい、白は味がいい。交互に飲んでも問題ない、不思議だね。
工場の前のドゥエロ川にはCalenのデモの昔の出荷船が樽を積んで浮かんでいた。

2017年12月4日月曜日

17ポルト:02.豚とアサリとチンゲン菜

「レストランLSD」で食べたいメニューが色々あったので、再び。
今日はイベリアポークのフィレ。
見ただけではビーフウエリントンの豚ヒレ版だが、ナイフを入れ出すとぜんぜん違う。
太いテンダーロインをパイ皮ではなくポテトの千切りをつなげて厚い皮にして巻いてあり、それをロースト。
ガロニとして何とアサリが周りにおいてある!
これ、あとで調べたら、ポルトガルでは豚肉とアサリが一緒に盛り付けてある料理が結構あり、これがまた合う。
更に、チンゲン菜だ。
風味を出すために軽く炙ってある。
豚とアサリとチンゲン菜!
下には複数のハーブを使ったソース。
上には泡立てたソース。
すごいね!

2017年12月3日日曜日

17ポルト:01.ファーストクラスのハンバーガー

東京からミュンヘン経由してマドリッドに着いたら夜遅く、一泊して翌日のイベリア航空で1時間ほど、やっとポルトガル第二の都市ポルト到着。ポルトガルは遠い。
昨年、一昨年と、二年続けてリスボンに行き、親切な人々、日本人にあった美味しい料理、歴史がすっかり気に入り、ポルトガル3度め。
借りたアパートは繁華街の中で、回りは多くのレストランがあり、慎重に見定めて「レストランLSD」へ。
ヨーロッパで高品質のグルメバーガーが流行っているが、ポルトガルでも同じようだ。
ベースパンの上にハーブを少し敷き、その上に厚みのあるオニオンを半生に炒め、その上にたっぷりと赤身牛を十分熟成させたと思われる手刻みのパティ、そしてベーコン、やっとトップパンとなる。
この複雑なバーガーは香ると表現できる美味さ。

2017年10月16日月曜日

ベルリン-8:ビオショップ

 ヨーロッパはどこに行ってもそうだが、ベルリンでもビオショップが盛況。
ドイツに展開するスーパー「REWE」は、郊外の大型店と都市部の小型店の何処でもビオ製品を置いている。生鮮も充実。

 「BIOMARKET」は住宅地に展開しているようだ。

LPG BioMarkt」はなかなかの大型店で、高級住宅街に位置する。

ビオ・マーケット、これからも成長しそうだ。

2017年10月12日木曜日

ベルリン-7:グリルドソーセージベルリン風

「Deponie No.3」に再び。
今日は最初からダークビールのラージグラス。
よく冷えていてうれしい。

 前回アイスバインを食べきれなかったので、今日は注意して、グリルドソーセージベルリン風というのを注文。これなら価格からいっても暴力的な量じゃないだろう。
ベルリン風というのは、グリルしたソーセージにグレービーソースをたっぷり使っているところだな。
これなら気軽に食べられる。ソースもなかなか。
今日8/21は突然寒くなり、コートを羽織った人が多い。
ベルリンの夏は終わったようだ。
昨日まで人がいっぱい居たカフェやレストランのアウトサイドテラスに、今日は誰も居ず、インサイドに集まっている。

2017年10月5日木曜日

ベルリン-6:ビオ・カンパニー

ドイツで人気のビオ専門店「BIO COMPANYフリードリッヒ
洗練されたビオ製品を扱っているきれいな店だ。
生鮮の対面肉売り場まである。
青果も充実。
 今度もしベルリンに来ることがあったら、この近くのアパートにしよう。
この店があればいくらいても飽きない。
食品関係者の方、ベルリンに来たら、ぜひこの店を見て、買って、食べてみてください。




2017年10月4日水曜日

ベルリン-5:アイスバイン

 ドイツに来たらどうしてもアイスバインを食べたい。
しかし一人だと同しようもない。
でも食べたい!
食べきれずに残すの覚悟で食べよう!
ベルリン料理で定評のある「Deponie No.3
 入ったら、アーノルド・シュワルツェネッガーさんみたいなウエイターが「ハロ〜!」
シュワルツネッガーさんから愛想よく挨拶されるの何か変な感じ!
まずはラージグラスのビールを頼み、慎重にメニューを検討したが、やっぱりアイスバイン注文しちゃおう。
一応「大きい?」とシュワルツネッガーさんに聞いたら「まあ、そこそこね」
そして、やっぱり大型だった。
 スネだけでなく、スネの上の腿の部分まで入ったドイツの一般的なタイプ。
それも皮付き。こっちなら当たり前だけど。
スネの赤身の繊維質が柔らかくなった所を一口大切り出し、皮の内側にある脂肪とゼラチンを掘り出して乗せ、口に入れる。
赤身と脂とゼラチンが口の中で混乱状態になり、次第に一体化し、味わっているうちに無くなった。
やっぱり本場は違うね。

結局半分残したが、満足満足。
日本に帰って体重測るの恐怖。

2017年10月2日月曜日

ベルリン-4:ベルリン化したトンカツ

 ベルリン市内には戦災で残った建物があちこちにあり、その一部に現代アートが組み入れたりしている。面白い街。
古い崩れかけた教会の中にあるブルーのパイプのオブジェはbrechtelという配管企業で、配管の工事を行いながら、シンボルをこのブルーのパイプにして、市内あちこちにアートとしてのオブジェを作っている。
イタリアなら歴史景観を壊すなと、間違いなく出来ないだろう。しかしこのベルリンでは考え方はぜんぜん違う。

新橋駅のガード下みたいなところがホテルの近くにある。
これは偶然ではなく、東京の鉄道の計画時にドイツの協力を得たところから来ているようだ。
ガード下店の中に寿司屋があり、覗いたら全て地元の客で混んでいる。
ベルリン化した寿司屋だ。
ここで寿司なんか食べたくないが、ふと見ると豚カツを食べているグループが居る。
トンカツがベルリン化するとどうなるのか?
 久しぶりに日本の料理を見てふらふらともなり、入って注文。
パン粉は粉タイプのこっちのものだが、ちゃんとトンカツになっている。部位はモモ肉。
カットされたトンカツが皿の上に大きく盛り上がっているので見てみたら、下にもやしなどが入ったチャーハンが入っている。
もやし入り大盛りチャーハントンカツトッピング。
ソースはタイ風の甘辛。
アジアンミックスになったトンカツだ。
甘いタレ嫌いなので、ソイソースをもらう。
ちゃんとトンカツになっている。柔らかく揚げてあり、美味しい。
他の客は何を食べてるか観察すると、多くは海苔巻きをつまみながらワイン。隣の一人のおばさんは味噌汁にやはり巻物だが、それにコーラだ!?