2010年12月25日土曜日

冬眠



冬眠に入ります

  冬眠に

    とうみん……

      とう……

        と……

          ZZZZZzzzzz……

2010年12月23日木曜日

白子入り麻婆豆腐

表参道の中華「エッセンス」は、薬膳中華。

ここはいつも驚愕の料理が出てくる。
以前中華の定番麻婆豆腐を食べたら、その独創的な味に目白黒だったので、今日も頼もうと聞いたら「はい、今日は、白子入りがあります」
なに〜〜〜!! 麻婆豆腐に……白子???

今日もびっくり、満足

それから、この店来たら「モミジ」は絶対食べてください。

2010年12月22日水曜日

竜の瞳




早朝のNHKニュースでブランド米の「竜の瞳」というのが紹介されていた。
開発者は役所の仕事の傍ら、岐阜でコシノヒカリを作っていたが、ある時2株だけ背の高いのが出て来た。
ここで食べなかった所がちょっと違うが、取っておいて、それで翌年米をつくったら、全て背が高く頑丈な稲が出来た。
この後がまた劇的な所で、役所をやめてこの米の生産に本格的に取り組んだ。
それが広がり、今ではかなりの方がこの米を作っている。

品評会に出したら、いきなり金賞。
06から09年まで、金賞連続受賞。
すごいことだねこれ。

早速インターネットで2キロパックを購入。
この米は、粒が普通の米の1.5倍ある。

ちょっとお焦げ入りが炊き上がり。
粘りがあり、もち米のようだ。

2010年12月21日火曜日

カニのフルセット





山陰ではカニの季節に入るが、東北も同じ。
カニを食べ出すと、小さい足から身をほじくり出すのに一生懸命になり、寡黙になる。
ワイガヤにはむかないな。
盛岡の「横綱」で出て来たのは、甲羅に、身、味噌、卵が一緒に盛付けられている。
丁寧な仕事だ。

京都の「大神」では、甲羅でとろみのあるスープを作ってくれたが「きれいに食べてください、あとでお酒を入れますから」
甲羅にこの店の超辛口さっぱりの日本酒を超熱燗の甲羅酒で。出汁を添付で足の先っぽを入れる。

仕上げに鯛のお焦げご飯。
「おかわり!!」

2010年12月19日日曜日

冬のカマキリ



温かい、とはいっても12月の18日。
庭に出るサンルームのガラスドアの縁に、カマキリが。
ずいぶん大きなカマキリだ。
写真を撮るのに、横から、下からとやっていても、じっと動かない。
ネットで調べたら、越冬はしないようだ。
「また来年」とはならないんだな。

翌朝見たら、居なくなっていた。

2010年12月17日金曜日

牡蛎汁


米沢の「志乃」では、秋になると松島湾の中でも特別な場所、つまりは河が勢い良く海に流れ込んで、陸のミネラルたっぷり入った場所の牡蛎が出て来る。
普通の流通ルートには流れず、全て昔から買ってくれている料理屋ルートにまっすぐ行ってしまう。その店に行かなければ食べられない牡蛎なのだ。

これが、汁になって出て来た。
大きい上に、ぱんぱんに割れそうな風船状態になったのが、丼の中に何個も入っている。
この風船状態で火を止めると、一番美味しいんだよな。
焼き鳥が美味い店で焼き方のコツを聞いた事があるが「餅を焼くと膨らむように、肉も同じ瞬間がある、その時火から上げる」

風船牡蛎、たっぷり食べた。

2010年12月16日木曜日

朝食ベーコン1センチ


豊橋駅前の「ホテルアークリッシュ」は、なかなかしゃれたホテル。
一番上の16階にフロントがあり、そこから下の客室に行く、新宿パークハイアットのミニミニ版といった所。
豊橋ではいつもここに泊まる。

ここは朝食が楽しみ。
おしゃれだけでなくボリュームもたっぷり。
2種類の有機ジュースから始まり、肉がベーコン、ハム、ソーセージの3種類から選べる。
ベーコンにしたら、厚さ1センチのステーキのようなのが、盛り上がった2個の目玉焼きの横にどんと乗って出て来た。
高品質のベーコンをこれだけの厚さにカットしてあるから、ジューシーで最高。
野菜もフレンチフライポテトも太っとい。

2010年12月15日水曜日

鯖の昆布巻き


鮮度のいい鯖は、刺し身、ゴマサバにするが、これが昆布巻きで出て来た。
何ときれいな色と盛り付けだろうか。
海苔と野菜をわずかに下の方に入れて巻いていて、これが独特の風味になって味を引き立てている。

2010年12月14日火曜日

ハゼの刺し身




ハゼは江戸名物。
屋形船で天ぷらというのが以前の楽しみ方だった。
豊橋の「げん屋」に行ったら、ハゼの刺し身がある。

あの小さな魚を何で刺し身で食べるのかと聞いたら、三河地方では秋に大きくなったハゼを刺し身で食べるという。
これは初めての食べ物だ、絶対食べなくっちゃ。

ハゼとしてはかなり大きなのが姿作りで出て来た。
小さい肝まで大切につけてある。
身は、車海老を軟らかくしたような上品な味。
へぇ〜〜〜 これはいい物に出会った。
肝はカワハギに似た高級感。

美味い美味いと、あっという間に食べ終わり、気になるのは骨と頭。
やっぱりこの店だね、骨煎餅になって出て来た。

2010年12月13日月曜日

鯛茶漬け


九州の魚を散々やったあとの締めはやっぱり鯛茶漬け。
まずは鯛だけ貰い、濃厚なタレに付けてつまみ。
「焼酎もういっぱい!」
放っておくと無くなってしまうので、半分ほどで気を引き締めてあきらめ「それではご飯を」
ここに来るまで、遅めに来たくせに、大将相手にぐだぐだ、では無く、大将に私の相手をさせてグズグズやっていたのに、これからが早い。

あっついスープをざざっとかけると、鯛の切り身の表面が一瞬白濁しても中は生。
さらさらさらと、仕上げは一気。

2010年12月10日金曜日

アラのアラ炊き


秋深まると、九州ではアラが出て来る。
アラはクエで、超大型魚。
大阪辺りでは小型の黄アラというのがあり、浪速グルメはこれが一番という。

福岡空港に遅めに着いたのでまだやっているかとホテルに荷物を放り込み、急いで向かいの「ふじ本」へ。

ガラッと入ったらまだやっていて「久しぶり」
「今日は、アラのアラ炊きがありますよ」と大将。
この魚、大相撲九州場所をやっている時は皆相撲関係者の方に行ってしまうので、食べたかったら時期を外さなければならない。
身は豊に締まり、皮と軟骨部分がたくさん付いていて食べごたえたっぷり。

2010年12月8日水曜日

サワラの皮


サワラは白身のトロのようだ。
パリッと皮だけ焼いて香りを出し、身はトロリ。
といったところが常識的な状態だが、
その、皮だけが出て来た。
皮の下に薄い粘膜があってここが美味しいのだが、これも付いている。
表面は香ばしい煎餅、裏側ぬるりトロリ。

2010年12月7日火曜日

超極太うどんすき



所は神楽坂。
ここら辺、昔はチントンシャンだが、今でもおいしい店は色々あり、路地毎に覗き込むと魅力的な店構えがあちこちに。
今晩はうどんすき料理。
ここのうどんすきは、具がすごい。
と思いつつ、せっせぐだぐだと焼酎でやっていたら具はやっと無くなり、たっぷり出汁の出たスープの下からやっとうどんが出て来た。
と思ったら「なんだ〜〜〜!! これうぁぁぁぁ〜〜〜!!」
とんでもない太さのうどんが蛇のように出て来た。
これ、腰があるどころか、腰を入れて食べたら、最高!
ああ、太った気分。

2010年12月6日月曜日

ボタン海老の卵



札幌に行くと、行きたい店が3軒ほどあるので、金がかかってしょうがない。
その一つ「豊寿司」の開店時間に早かったので、薄野をぶらぶらして戻ったら、豊寿司の前に、40年ほど前、学生時代にちょいちょい行っていた「ウタリ」があった。
ちっとも気が付かなかった。
のれんを出してすぐの豊寿司の大将に話したら「ウタリは古い店で、私は学生時代あの隣の店で修業していたんですよ」
インターネットで調べたら「札幌で最も古い炉ばた焼きの店~ウタリ となっている。
札幌の素朴な老舗に行きたい方は是非どうぞ。

さて、早速出て来たボタン海老。
ここのは卵をわざわざ外して、上に乗っけてある。

次はこの店だけの名物で私が勝手に名付けた「ヒデヤスペシャル」
子持ち昆布の上に、雲丹乗せ。

2010年12月2日木曜日

松茸ご飯



「まだあけないでください!」

ゆっくり10数えて「いいですよ〜〜〜」

お椀を開けた途端、松茸の香りが立ち上ってきた。

鼻をお椀に突っ込んで香り全部吸い込む。

やっと落ち着いて観察すると、厚く荒々しく切った松茸がご飯の中に半分埋まり、その上にカラスミ、そしてイギリス産の海の結晶塩がはらりとかけてある。

松茸をこんなに大切に食べるの、日本だけだろうな。

デザートは柚子の上に抹茶アイスクリームちょこっとと葡萄。