2014年9月30日火曜日

1408EU-29:百グラム290円均一のサラダ

 ホールフーズのサラダ売り場は、大型のアイランド型オープンケース2台に数十種類のサラダが百グラム1.59ポンド。オーガニック志向の店らしく、クラフトトレイに自由に選んで盛り込む。
ケース端に各種ソースやドレッシングがあり、好きなのを勝手にかけられる。




2014年9月29日月曜日

1408EU-28:ホールフーズのデリカテッセン売り場

 コートールド協会美術館は有料だが、無料で大混雑しているナショナルギャラリーと全く違って落ち着いて楽しめる小型の美術館。
ゴッホ、ユトリロ、セザンヌなど、超有名な絵画がサラリとかかっていて、目を近づけてゆっくり観賞出来る。耳に包帯をしたゴッホの自画像もここ。
 この美術館のもう一つの名物は螺旋階段。案内所の表紙にもなっていて、美しい。但し、最上階の2階〔日本でいえば3階〕まではエレベータで上がった方がいいな、天井がとんでもなく高いので、6階分の階段になるから。
入場料6ポンドだが、月曜日は半額3ポンド。来週の月曜日にもう一回来ようか。
のんびり見ていたら夕方近くになってしまったので、いったん食材買って帰り、プロムスコンサートまでのんびりしようか。

ホールフーズのデリカテッセン売り場は見事。
長大なケースにレストランレベルの料理がぎっしりと勢ぞろい。

2014年9月26日金曜日

1408EU-27:イングリッシュブレックファースト


たまには朝食を外出食べようと近くのカフェへ。
午前と午後のメニューに分かれているので、朝食は12時前なら食べられる。
ボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファーストを注文。
飲み物にトマトジュースを注文したら、でかいマヨネーズの空き瓶みたいなのに入れてきた。
そこら辺の空き瓶を使っているわけでは無く「トマトジュースが入っていた瓶をそのまま」だそうだ。
たっぷりのジュースをグビリとやっていたら、雄大な皿が出て来た。
目玉焼き2個、ベーコン2枚、ソーセージ、マッシュルーム、煮豆に、こんがり焼いたブラウントースト。満足するねえこういうの。

もう一つはパンケーキだが、こっちも厚く焼いたのに蜜がたっぷりかけられ、スライスアーモンドがごっそりかかっている。上にはイチゴのスライス。
こっちの人の体格はスタイルバランスいい肉弾型が多いが、こういった食事が元なんだろうな。

2014年9月22日月曜日

1408EU-26:オーソブッコ

 SIGNOR SASSIで日本産和牛のメニューがあるのを確認して、しかし頼まず、オーダーしたのはスターターがマグロのタルタル、メインがオーソブッコ。
マグロのタルタルは、赤身の生マグロをミンチにして円盤型にまとめたもので、牛肉のタルタルと全く同じ。パンとソースが付き、ブラックペパーを振りかけるかというので、どうなるのかかけてもらった。

 ソースはツナが入ったマヨネーズ系。
パンをちぎり、ソースをマグロの塊の隅に乗せ、ちぎったパンの上にフォークで乗せ、ぱくり。
なんと! これが美味い! 日本を出てもう2週間ほどになるのでこのせいかな?
ポルチーニのリゾットも頼んであり、これは今まで食べたリゾットの中でもピカイチ。
生ポルチーニをふんだんに使った贅沢さ。
 リゾットというよりも、ポルチーニにちょっと御飯を加えたといったところ。
オーソブッコは薄味でさっぱり煮込んでいる。
肉を一口大に切り出し、マローボーンの髄を少しほじくって乗せて口に入れる。
おお〜〜〜! 軟らかく煮込んだ牛肉の上に超高級チーズを加熱して乗せた感じ。
ロンドンでイタリアン、美味かった〜〜!
そして、皿にはマローボーンの骨だけ残った。
腹満杯で外に出たら、ロンドン名物の虹が大渋滞の道路の上にかかっていた。

2014年9月19日金曜日

1408EU-25:フォートナム&メイソンのソルトエージドビーフ

 この高級デパートの肉売り場で、日本産和牛の横にいつもの様に置いてあるソルトエージドビーフを買ってみる。
マーボリング〔サシ〕のレベルは日本国内の国産牛より少ないが、このソルトエージドが風味よく仕上がっていていいんだな〜〜
肉屋のおじさんにリブアイを頼む。
 おじさん「厚さは?」
エ〜〜3セントほど……
「これくらいかな?」とナイフで示すので「そう、それでいきましょう」
この売り場、背後に熟成庫がどうだとばかり構えていて、小さいながら美しい!



2014年9月15日月曜日

1408EU-24:ハロッズの超高額食品

 ハロッズの食材価格はキャビアといった特殊なものを除けば結構手頃な価格で販売している。
このデパートの食関係で高額なものはどんなものかと探したら、2つ見付けた。
一つはバルサミコで、たった50ミリリットルの小さな瓶が1500ポンド(27万円)
香水と間違えてるんじゃないか?
地下にワインコーナーがあるので探したら「ORNELLAIA」が20年分ぐらいのビンテージで並んでいて、この10年分ぐらいが各200万円ほど。
見るだけだと楽しいね、余りの高さに笑っちゃう。

2014年9月11日木曜日

1408EU-23:ハロッズのイートイン

この巨大なデパートのグランドフロア西南の一画にあるフードコートはいつ来てもよだれ垂らしながらみる。
以前キャビアコーナーがあったところが今はステーキコーナーになっていて、ここでWagyuも出されるようになった。
その横には見事な鮮魚売り場があり、その並びにベントレイズという魚介グリルコーナー。
隣がシーフードバー。
もう一画にはロテサリーコーナーがあり、家禽類などの炙り焼きが食べられる。



2014年9月9日火曜日

1408EU-22:生ハムショップ

 いつも賑わっているコベントガーデンの南側、シンプソン・インザストランドのすぐ並びに豚の置物が歩道に置いてある小さな店。
生ハムの専門店だ。
店内のディスプレイが素晴らしい。
場所柄、こんな店が成り立つんだな。


 7時半からロイヤルオペラハウスで「火の鳥」
格式あるオペラハウスはいつ来てもワクワクする。
私がネクタイするのはこの時ぐらい。

2014年9月8日月曜日

1408EU-21:ロンドンの和牛-5 セルフリッジのWagyu

 セルフリッジの肉売り場には以前から米国産プライムビーフが置いてあり、以前私がステーキを選んでいたら売り場のおじさんに勧められたことがある。当然買わず地元産を買ったが、さっぱりして美味しかった。
ここにもオーストラリア産Wagyuが出て来ていた。
日本産は無し。
 コペンハーゲンのオーストラリアンステーキハウスでオーストラリア産Wagyuを食べて美味しかったが、ロンドンでもWagyuがあちこちで売られている。オーストラリア産と日本産の価格差は激しいものがあるが、日本産和牛はこれからどうか……


2014年9月5日金曜日

1408EU-20:ロンドンの和牛-4 SIGNOR SASSIの和牛ステーキ

 SIGNOR SASSIはロンドンの繁盛イタリアンレストラン。
今日のお勧めメニューに「Kobe Beef」60ポンド(11,000円)
解説に「日本の神戸産の真に驚く牛で、濃厚なマーボリング〔サシ〕は深いフレーバーと味がある。この牛肉は世界的に高価で有名」
この60ポンドだが、その上にあるTボーンステーキ〔2人用〕が70ポンドなので、とんでもなく高額では無いが、Tボーンが41オンスと重さが書いてあるのに、Kpbe Beefには何も書いてないところが気になる。
食べてみたいところだが、でかいロブスター丸ごと一匹ガーリックオーブン焼きが35ポンドの方が魅力あるな。

2014年9月4日木曜日

1408EU-19:ロンドンの和牛-3 フォートナム&メイソンの日本産和牛

 ロンドンのもう一つの高級デパート「フォートナム&メイソン」で日本産和牛を見つけた。
地下が食材売り場で、一画に小さな肉と魚売り場があり、ここはソルトエージドビーフが自慢。
ソルトエージドというのは、ヒマラヤの岩塩をレンガ大に切り取り、これで熟成庫を作ってこの中で熟成させる。塩は制菌効果があるので、効果的に熟成が出来るようだ。
 全農のマークが入ったPOPと日の丸国旗が立ててあり「grede 4/5」となっていて、A-4だ。
対面ケースの上には和牛の料理カード。
 うれしいねえ、こういうの見ると。
今晩食べるソルトエージドビーフを3センチの厚さに切ってもらいながら、日本産和牛の売れ行きはどうかと聞いたら「一週間前から置いているが、まあ、少しずつね」
そうだろうな、これだけ価格差があると、いくら金持ちが多いロンドンでも、そう売れないだろうな。
 日本産和牛リブアイ 百グラム 3,600円
イギリス産ソルトエージドのリブアイ 660円
5倍だな。
追記:一週間後再び見に行ったら、真空パックのままだった。パックを開けていない。一週間売れていなかったようだ。いくら金持ちの行くデパートでも、これだけ高いとな〜〜〜

2014年9月3日水曜日

1408EU-18:ロンドンの和牛-2 ハロッズ・ステーキハウスのWagyu

ハロッズのフードコートにはイートインがある。イートインとはいってもここは本格的なレストランがカウンターになったもの。
シーフード、バーベキューなどがあり、ステーキコーナーもある。
このステーキコーナーにもWagyuがあったが、これも肉売り場と同じオーストラリア産。

 Wagyuはもちろん一番高く、百グラム当たり33ポンド(6100円)で、小売価格の倍近くになっている。
他の肉との価格比較は写真の通り。
Wagyuはこのところブームになっているようだ。
 和牛の海外流出についての特集番組


2014年9月2日火曜日

1408EU-17:ロンドンの和牛-1 ハロッズ肉売り場のWagyu

 今回のヨーロッパウロウロでは、和牛のマーケットがどうなのか、歩き回れる範囲で調べてみる。
ロンドンというよりも世界的に有名なデパート「ハロッズ」は、売り場によっては「買える美術館」で、とんでもない価格のものがサラリと売っている。
しかしながら食品売り場では手頃のものがあり、肉売り場には昨年見かけなかった和牛が陳列されていた。
 とはいっても、この店のはオーストラリア産Wagyuで、リブアイの価格はキロあたり195ポンド(1ポンド=185円で計算して、百グラム当たり3,600円〕
百グラム当たりの価格で他の肉と比較すると、
スコットランド産のサーロインが、680円。
同じサーロインをドライエージドしたのが、740円。

 かなり差がある。
今年6月にパリとブリュッセルでキャンペーンをした日本産和牛は置いていなかった。
和牛の海外流出についての特集番組