2010年11月30日火曜日

おくどの力


京都では「おくどさん」といって、炭火の竃で焼き物をする。
鮎を焼き終わったと思ったら、頭と尻尾を切り離して、また焼き出した。
出て来た皿には、胴体はジューシーに、頭と尻尾はカリッと香ばしく、二つの焼き具合で盛付けられている。
全部美味しく焼くわけだ。

2010年11月29日月曜日

釜ごと鯛飯





神戸名物は鯛飯。
宴会の仕上げに出て来た鯛飯が美味いのなんのって!
あちこちから「お代わり!」の声が一斉に。
お姐さんがよいしょと釜ごと持って来た!
なるほど、これの方が簡単だ。
どしんとテーブルの上に置いたでっかい釜をのぞいたら、お焦げがいっぱい!
お焦げ鯛飯、あっという間にきれいに空。

2010年11月26日金曜日

太刀魚の骨煎餅




神戸で三日間のHACCPリーダー養成セミナー二日目。
新神戸駅前の高層ホテルで起きたら日本晴れ。

セミナー終わって、宵は兵庫県の皆さんと会食。
三ノ宮界隈は美味しそうな居酒屋料理屋があちこちに。
銀平三ノ宮店

刺し身の盛り合わせに太刀魚の降ろした骨が蛇のとぐろのように飾り付けられている。
こういうのを見ると、あとで食べさせてくれるのか、どうやって食べるのか聞きたくなる。
「骨煎餅にします」

出て来た骨煎餅もとぐろを巻いている。
人数分に分けてバリバリと。

2010年11月25日木曜日

ジョカ



松江と出雲に仕事があり、祭日が間に入ったため、しめしめ、松江に二泊。
間の丸一日、のんびり、映画の舞台になった一畑電車に乗って出雲大社へ。
行ったら遷宮の大きな工事をしていて、神様は一時引っ越ししていた。

松江に帰り、夕方「いと賀」でビールのあと何にするとなり「寒くなったのでジョカ」
ジョカは、焼酎を水で割り、土瓶に入れて直火にかけて温める。
神式の結婚式で三三九度をやる土瓶を大きくしたようなのだが、沖縄の焼酎もこんなので飲むな。
神社のあとこれじゃ、お神酒だな。

2010年11月24日水曜日

具だくさんにゅうめん


イカ、海老、茸、ネギ……
具がたっぷりのにゅうめん。
焼酎のあとのこの1杯が腹を落ち着かせるね。

2010年11月22日月曜日

フグのスペアリブ


広島のセミナーの翌日高知なので、久しぶりに福山のニューキャッスルにチェックインして「八寸」へ。
季節はフグ、あるかな〜? と思ったら、デンと出て来た塊。
フグの身を取ったあとの骨を焼いたもの。
骨の間の肉を箸でほじって食べる。
ここが美味いんだな〜〜〜

豚ならスペアリブ、牛ならショートリブ、サンマや鯵なら骨煎餅、鶏の手羽先の骨ならチキンスペアリブ。
これはフグのスペアリブだな。

2010年11月18日木曜日

イクラの海






米沢の「志乃」に行ったらカウンターの横に鮮やかな色。
醤油漬けにするイクラをザルに乗せている。
いくらの海。

そこへ山の幸採取が趣味の仲良しおじさんが大きな包みを持って来た。
聞いたけど忘れた大きなキノコが新聞紙から出て来た。
「これはあとで天ぷらにしよう」

ガラガラ〜〜〜
また別のおじさんが入ってきて「こんなの採れた」
立派な本シメジだ。
「これは後で汁にしよう」

何だかこの日は持ってきてくれた食材の料理だらけ。
秋の固まり次々と……

2010年11月17日水曜日

1010ウイーン12:皮付き豚のバラステーキ



ユリウスで皮付き豚のバラブロックの横に3センチほどの厚さに切った棒状の切り身が置いてある。
この棒状のカットはどう食べるのか?
煮込みもいいだろうけど、焼いて食べてみようか。
何しろ美味しい皮が付いているんだから。
もう一回食べたくなった仔牛の骨付きステーキと一緒に焼いた。
乱暴な調理だな、まあいいや、客に出すんじゃないから。
皮付きバラ、硬くて美味いね〜〜〜
その上、さっぱりしているんだから、すごいねこれ。

2010年11月16日火曜日

1010ウイーン11:デービッド・ヘルフゴット


トラムでのんびり行くと、リンクを回る道路の街路樹が、もうすぐ冬。
今夕はコンチェルトハウスでデービッド・ヘルフゴットのコンサート。
リストとショパン。
いつものように陽気に出て来た。
頭剥げて、腰ほんの少し曲がったようだ。
元気いっぱい。
美人が好きなのは相変わらずで、舞台上両袖にまで置かれた席の美女の所に早速行って握手握手。
演奏は素晴らしい。
ブツブツつぶやく声も音楽に溶け込んでいる。
数奇な人生のピアニストに、聴衆は釘付け。
アンコールはいつものように「くまん蜂の飛行」
終わって、全観衆が熱狂的なスタンディングオベーション。
フラッシュ無数に炸裂。
ロックのあとの撮影会みたいだ。
名残惜しいまま、演奏と彼の人生に対する大拍手で終わった。

2010年11月15日月曜日

1010ウイーン10:仔牛の骨付きラック



高級スーパー「ユリウス」の肉売り場を見ていると、あれもこれも食べたくなる。
仔牛の骨付きラックがあった。
焼いて、柚子胡椒醤油。
軟らかく、脂が品良い。
ロンドンで食べた仔牛は、硬くたくましかったが、ウイーンのは大分違う。

2010年11月12日金曜日

1010ウイーン09:プライド・オブ・ウインナソーセージ



カフェ「シュバーゼンバーグ」で粗びきソーセージを頼んだら、小さなラベルがぶら下がっている。
トレーサビリティラベルのプランド版。
ロンドンに「ロンドン・プライド」というビールがあった、「プライド・オブ・パディントン」というパブがあった、そのウインナソーセージ版。
プライド・オブ・ウインナソーセージ。

2010年11月11日木曜日

1010ウイーン08:アルコール度11.5%


こんな安いワイン、いったいどんなんだろうと、3.99ユーロのシャルドネを買ってみた。
ビールのあと飲んだら、ビールの延長みたいにさっぱりと軽い。
こんなのがぶがぶ飲めてしまう。美味しい水だ。
変だなと見たら、アルコール度11.5%。
こういうのもいいね。

2010年11月10日水曜日

1010ウイーン07:Bioビール1ユーロ






アパート近くのトラム停車場前にBio(有機食品)スーパー「bio maran」を発見。
ゆったりした店内は、全てBio製品。
価格は、またまた比較してバカにしているわけでは無いが「ユリウス」の半額。
ユリウスでハイクオリティビールは1.99ユーロが普通だが、ここは0.99ユーロ。
高品質ビールが2ユーロそのものも安いが、ここは1ユーロ!
肉売り場も小さいけど充実。
味噌醤油などの日本食のコーナーもある。

2010年11月9日火曜日

1010ウイーン06:ポロネギスープ


アパート近くの八百屋は安い。
高級スーパー「ユリウス」の半額以下。
日本じゃ高いポロネギも、タダみたいな値段。
スープにしたら、いい香り。

2010年11月7日日曜日

1010ウイーン05:スカイサンドイッチ





リファウンド(旅行者向け免税)手続きをするデパートの屋上に、ウイーンを見渡せるカフェがあるというので行ってみた。
なかなか良い眺め。
ここの名物らしき「スカイサンドイッチ」を注文。
シュテファンを望みながら、ボリュームたっぷりのサンドイッチを頬張る。
このサンドイッチ、ビーフステーキまで入ってる。

2010年11月5日金曜日

1010ウイーン04:オペラ座もLED




オペラ座で「ルクレツィア・ボルジア」の演奏歌唱版。
休憩でホールに行ったら、シャンデリアの電球がLEDに替わっていた。
こんな所も省エネ近代化。
でも、冷たい光で、ずいぶん雰囲気違ってしまう。
電球タイプのLEDだったら良かったかもしれない。

演奏は素晴らしい出来で、ホール聴衆は舞台前まで押し寄せてオベーション。
フラッシュぱちぱち、感激垂れ幕まで下りている。
うるさい事言わないうれしさ爆発行動、日本と大分違うね。

2010年11月4日木曜日

1010ウイーン03:地元の市場





いつも借りているアパートが今回はふさがっていたので、リンク道路から東に5分ほど歩いた所を見付けた。
一晩寝てゆっくり起きて、猫じゃないけどここら辺どうなっているのか散歩に出た途端、すぐ前のビルの裏に八百屋、肉屋、チーズ屋、チキン焼き屋、花屋、数件のカフェがまとまっている市場があった。これはうれしい。
この地元感、東京でいえば中野か三鷹。
早速骨付きハムを数枚、野菜色々仕入れ。

2010年11月2日火曜日

1010ウイーン02:グーラッシュ



ウイーンフィルが終わって、いつものカフェ「シュバーゼンバーグ」へ。
ここ来たら必ず食べるソーセージ。
そして「小さなグーラッシュ」も頼んだ。
生ハーブが効いて、いいソースがたっぷり。