2013年6月28日金曜日

高鍋-2:たちばな原酒

次に行ったのは和食の「花いちもんめ
早速頼んだのは黒木本店の芋「黄金千貫」で製造した「たちばな原酒」38°。
これは高鍋の皆さんが普通飲んでいるという25°の「たちばな」の元原酒をボトリングしたもの。
ボトルは油紙で包んであり、高級感いっぱい。
濃いところをロックで。
 出て来た刺身の盛付けがここも八方睨み型。
鮮度抜群の刺身だ。

ゴーヤがここは面白いというので頼んだら、炒めたのでは無く、お浸し。
さっぱりした苦味が爽やか。

2013年6月27日木曜日

高鍋-1:餃子の町だった

松江から伊丹空港を経由して宮崎空港へ。
空港からJRで宮崎駅を越えて高鍋駅下車。
初めて訪れる町だ。
ここに来たのは、いつも飲んでいる焼酎「㐂六」、貴重な焼酎「百年の孤独」を製造している黒木本店の工場見学のため。
夕方、高鍋商工会議所の松木専務が迎えに来てくれて、
「まずは餃子、それから居酒屋に行きましょう」
ここは餃子が名物の町だった。
キャベツをかなり生産しているという。
 街の中をちょっと見ただけだが、きれいで、整理整頓されている。
こういう町は、美味しいものがあり、人々も良いものだ。
まずは餃子の店に行ったら、焼酎が全て黒木本店のブランド。
そして、餃子の盛り付けに関心。
並べて焼いたのをそのまま盛付けるのでは無く、八方睨みとでもいうのか、どの角度から見ても同じに盛付けてある。
表面パリッと、中ジュンで美味しい。
ザーサイも独特の味付け。

これはいいなという間もなく、あっという間に食べ尽くし、「では次に行きましょう」
たかなべギョーザ

2013年6月26日水曜日

アンガス牛のウエットエージング2週間

仙台の国分町でいつも行く小さなビストロに入ったら満席。
それではと、いつも満席で入れていないもう一つのビストロに行ったら、こっちも「8時半まで満席なんです……」
どうしようと向いを見たらワインバーがあるので飛び込んだ。
ワインの品揃え充実していて価格も安い。
フードメニューのアイテムは少ないがこれも密度濃い。
メインに「赤身の牛肉を食らう」とコメントがあるアンガス牛のステーキを注文。
米国産アンガス牛を2週間ウエットエージング(真空パックのまま冷蔵庫で熟成させる)させたものを、ブロックのままミディアムレアレベルにオーブンで焼き、厚切りのスライスにしたのが2枚、皿からはみ出すようにどっしりと乗っている。
う〜〜ん、これは迫力がある。
さっぱりした赤身牛肉が軟らかく仕上がっている。
こういう牛肉料理こそ、東京でどんどん出してもらいたいもんだ。

2013年6月23日日曜日

虹とスーパームーン

台風と梅雨前線で不安定な天気の中、夕方ふと外を見たら、井の頭公園の上に大きな虹が架かっていた。
夜、焼酎ロックを飲みながらふと外を見たら、見事な満月が、複雑な雲の合間から光っていた。
月が地球に最も近づく時の満月がスーパームーン。
スーパームーン前日だった。

不安定な天気には、見事な景色の副産物もあるもんだな。

2013年6月21日金曜日

米沢の唐芥子

米沢の郊外、置賜に、素朴そのものの唐芥子がある。
大沼唐がらし店
従業員1名。
地元主体の消費で、これを肉のスープにかける。
肉といっても、米沢では牛肉が当たり前。
東北はほとんど何処に行っても豚と鶏肉が肉なのだが、米沢だけは特別。
米沢牛をたっぷり使った贅沢な牛肉スープが、この唐芥子をかけると更に美味しさ2倍。

2013年6月20日木曜日

しおでの塩漬け

夏に入ったばかりだというのに、米沢の「志乃」で「しおで」が出て来た。
もう採れ出したのか?

これは、昨年秋に、採った直後に塩漬けしたもの。
それを戻すと、フレッシュと言われてもわからない。
まあしかし、ノウハウもあるだろう。
季節外れの秋の味覚は楽しい。

2013年6月18日火曜日

みぞれ鍋

水もスープも全く入れていない空の土鍋に大根おろしをいっぱいに入れる。
加熱して大根おろしの半分ほどが水になり、煮立って来出したところにキンキのぶつ切りと豆腐を入れる。
ぐつぐつ煮え出したらハフハフ食べる。
途中から野菜を放り込む。
さらにがつがつ食べる。
これ「みぞれ鍋」
魚は何でもいい。
おいしかった〜〜♪♪

2013年6月13日木曜日

監獄食

網走監獄博物館の出口に「監獄食堂」というのがある。
すごい名前。
メニューに「監獄食」というのがあり、網走刑務所でのメニューそのまま出してくれる。
「ここでしか食べられない」とあり、確かに入獄しなければ食べられない。
これは仕事柄食べなくっちゃ。
メニューは昼食で、600Kcal。
最大の特徴は、白米7、麦3の麦飯。
監獄食Aはサンマで700円、Bがホッケで800円。
あとは切り干し大根と春雨サラダ。
味噌汁は実際にはお茶ということ。
味噌汁出さないというのは、脱獄防止かな?
Aを注文。
麦飯はさっぱりしていて美味しい、ヘルシーでもあるな。
子供の頃この麦飯を食べていたのを思い出した。
弁当給食工場の皆さん、監獄食やってみませんか、ヒットするかも?!
一週間のメニューを入れておきました。

2013年6月12日水曜日

脱獄の現場

吉村昭の実話を元にした小説「破獄」は、昭和11年から22年までの間に脱獄を4回行なった人の話で、旧網走刑務所が保存された博物館内にそのまま脱獄の模様が保存されている。
この3回目の脱獄では、出入り口ののぞき窓の鉄格子を留めているボルトに、毎日の食事に出て来る味噌汁をかけ、数ヶ月かけて腐食させて外し、肩の関節を外して抜け出、かなり高い梁に上り、天井のガラスを頭突きで壊して逃走した。そして2年間、森に潜伏していたという。
その現場、第24房と、外された鉄格子がそのまま保存されている。
更に少し奥の天井には、天井によじ登っている脱獄中を模した人形。
監獄に入ることになってしまった場合の下見として、この広い博物館を2時間かけて見学。面白かった〜〜!

さて、店のオープンはどうなったかと夕方戻ったら、
「2日分用意した牛肉が、ステーキを中心に半日で売り切れ」
豚肉中心だというのが常識のこの地域、すき焼きも豚肉でやるのだが、でも、やれば牛肉ちゃんと売れるじゃないか!

2013年6月11日火曜日

山ワサビ和え物のお茶漬け

鮭が遡る小さな滝に行ったら、こごみが密集している。
今、旬だな。

宵、清里でいつも賑わっている居酒屋「大田」の今日のお勧めに「ごみの天ぷら」
なに?!
「おかみさん、これ、こ が抜けてるよ」
こごみの天ぷらだった。


山ワサビ和え物 ってのがあるから頼んだら大将「これ食べたら、酒がいっちゃうよ!」
ぴりっと効いて、最高。
これは、酒じゃなくて、御飯だな。
ダイエットで御飯は食べないようにしているが、これじゃ我慢出来ない。
ほんの少しの御飯を茶碗に貰い、山ワサビ和え物を載せ、熱いお茶をぶっかける。
さあ行くぞ! と、ガツカツかっ込む。
ああ、腹が落ち着く。

2013年6月10日月曜日

ドライエージングビーフをどう呼ぶか

知床を走っていると鹿に注意の交通標識があちこちに出て来る。
今回のドライブでも数回遭遇。
見付けてブレーキをかけても堂々と道を横断し始める。
停車して撮影。
さて、肝心のドライエージドビーフだが、斜里郡清里町の皆さんに「乾燥熟成牛肉」なんて言ってもわからないだろうと、しれとこ丑の社長が言うので、分かりやすい名前を考えるのが仕事になった。
焼酎飲みながら軟らかく仕上がったドライエージドビーフのモモステーキを食べていたら何とかなるだろうと思ったが、なかなかアイデアが出てこないので、あきらめて寝ることにした。

寝ながら考えて、翌早朝起きた途端閃いた。
「完熟仕上げ」
これならフルーツで言っているからわかるだろう。

2013年6月7日金曜日

しれとこ丑

羽田から女満別空港到着。
タイムズレンタカーで、一度乗ってみたかったロードスターのオープンカータイプがあった。






ここには「しれとこ丑」という、和牛の飼育をしている会社が、肉を主体とした小売店舗とギフト用パッケージの作業所を造るお手伝いに来ている。
やっと夏になって来た道東の広大な道路を走り、店に着いたら、ドライエージングした牛肉が出来上がっていた。

2013年6月4日火曜日

井の頭公園の四季

昨年9月初め、井の頭公園を見下ろせるマンションの最上階に引っ越した。
引っ越した時は晩夏で、残暑が残り、緑がまだ濃かった。
 秋になり、紅葉が広がった。
 冬になり、雪が舞った。
 そして春になり、桜が咲いた。
井の頭公園の四季が一周した。