2014年2月28日金曜日

有明のイサキ

佐賀でも有明海産が続く。
駅前の居酒屋に入り、今日のお勧めはと黒板を見るとイサキの刺身がある。
あと2種刺身を加えて「一人なので少しずつ盛付けてくれる?」
もちろん親切にオーケー。
ちょっと遅いなと思っていたら、長い板に雄大に盛付けたちょっとずつの刺身盛り合わせにしてくれた。
イサキって、美味いな〜〜
アゴの丸干しも良いね。




2014年2月26日水曜日

熊本の山と海から

 熊本は数々の食材がある。今は空豆の出始めで「銀杏釜めし」では焼きを出してくれる。
鞘ごと、多分この店の調理場からするとサラマンダーで焼くのだろう。
ふっくらと焼き上がったのを開くと、味が抜け出ていない豆が除く。
あちちちっとやりながら口に放り込むと初春が転がり込んで来た。
 塩で揉んで軟らかくした有明のナマコも美味い。
そしてこれも地元産タケノコ焼き。
仕上げはやはり有明の海苔汁。
熊本の山と海でいっぱいの宵だった。


2014年2月24日月曜日

羽田前泊の江戸前ハゼ

羽田発の朝早い便に乗る時、大井町か羽田空港内かどちらかのホテルに泊まるが、たまには気分を変えてどこか別に無いか探したら、JALシティホテル羽田がある。京浜急行の穴守稲荷駅から歩いてすぐ。
チェックイン後いつもの方法でフロントにどこかおいしい店はと聞いたら「ハゼやアナゴでおいしい店がありますよ」
食通ゆたか
 ここは江戸前の素材で有名な店のようで、春から夏にかけてはハゼの刺身まである。
自家製の海苔があるというので取りあえずこれでビール。
佃煮式の海苔で、たっぷり。初めて来たのでグズグズ聞かないようにしたが、ここの食材どうして集めてくるのかな?
 ハゼの刺身は季節外れで無いので、今日は天ぷらで。
ハゼ独特の虎模様の尻尾が天ぷらからはみ出ている。これを塩でと、なかなかしゃれてる。
次はアナゴの白焼き。一人なので小さい方を。
こんなことしているうちに、焼酎お湯割りも無くなり、来た時から気になっていた「ハゼの骨酒」をやっぱり頼もう。
フグのひれ酒のように、これもたっぷり香りがある。


2014年2月21日金曜日

海ヘビのスープ

「じんじん」でグルクンを食べたあと、豆腐チャンプルー。
チャンプルーは炒め物で、ゴーヤが知られているが、いろいろなチャンプルーがあり、今日は豆腐のチャンプルーを食べて見る。
炒め物の豆腐は硬いもので、しっかりした昔懐かしい豆腐を思い出す。
そして、昨晩気になって食べたかったが、嫌がる同行者がいたので遠慮した海ヘビのスープ、今日は私一人なので胸張って注文。
これは、海ヘビ、豚足、それに昆布をミックスしたスープで、薬膳的。
元気いっぱいになり、腹もくちくなり、沖縄の楽しかった二晩終わった。
週末だ、東京に帰ろう!


2014年2月18日火曜日

沖縄のグルクン

沖縄セミナー終わって、今夕も「じんじん」へ。
6時に行ったら、大将は釣りからまだ戻っていない。
生ビールを取りあえず飲んでいたら、何も言わないのにぐちゃぐちゃの状態に見える肉が出て来た。
なんだこれは?
昨晩豚肉の美味しさを大将と女将さんと話していて、軟骨が美味しいと盛り上がったのだが、昨日の軟骨は賄いで食べてしまって無く、冗談で文句を行っていたので、今日は黙って出て来たのだ。
よ〜〜し、これで沖縄豚制覇した。
そんな所に、赤ん坊ぐらい入りそうなクーラーボックスをがらがらと大将が帰って来た、釣り魚到着!
今日の釣果は「グルクン」という魚数十匹。
この魚は、鮮度がいいと刺身で最高。ちょっと時間が経ったら唐揚げ用、ということ。
釣りたてだから当然刺身。
 これもやっぱり鯛系みたいだが、イサキのようでもある。
プリプリなのに味がある刺身だ。
この店の泡盛は、特別美味いので聞いたら、ワイン樽ぐらいの甕が横にあり「8年もの」
これをロックでグビリとやる。25度。交互に水を飲まないとひっくり返る。


2014年2月17日月曜日

沖縄は何といっても皮付きの豚

と畜方法の関係で、日本では沖縄だけが豚を皮付きで食べられる。
豚の皮はゼラチンたっぷりで美味しいのに、どうして沖縄だけなんだ?
指の先に乗る小魚をトッピングした豆腐をつまみながら待っていたら、来た、沖縄豚肉シリーズ。

 塩焼き。
豚足煮込み。
バラ煮込み。
更に塩焼きお代わり!
ふう〜〜〜沖縄豚で腹ん中満杯、満足!


2014年2月14日金曜日

ナマコの味噌炒め

「じんじん」の刺身には海葡萄がツマにたっぷり付いてくる。
海葡萄は大好物で、あれば何処でも注文するが、沖縄のこの店では只で刺身にたっぷりと付いてくる、うれしいねえ。
マーマチは蒸しても美味しいというので注文。
なるほど、白身魚の蒸し物で、上品。

 途中で何やら野菜がたっぷり入ったおじやが出て来た。
そんなの最後にしなきゃ、と思いつつちょっとつまんだら、これが美味い。おじやまでつまみになるな。
そしてびっくり仰天したのがナマコの味噌炒め。
味噌炒めとはいっても、薄塩味炒め。
ナマコが上品に軟らかく炒められている。
すごいな〜〜〜この店の料理。

2014年2月11日火曜日

沖縄のマーマチ

 近江八幡のセミナーが終わり、京都にもう1泊し、伊丹空港から沖縄那覇へ。
那覇は国際通りに最近出来たドン・キホーテの向い、わずかな隙間に入り口を作ったような居酒屋「じんじん
まずは付き出し代わりにお椀に入った豆腐が出て来た。
何で最初にお椀かと思ったが、食べたら凄くおいしい豆腐だ、なるほどこれなら突き出しつまみになる。
 沖縄名物島ラッキョウは、薄味をつけてあり、しゃきしゃき。
ここは大将が釣って来た魚を出してくれる。
車で2時間半ほど走り、そこから船を出しての釣りで、金がかかるが「お客さんが喜んでくれるから」
今日の魚は3種あり、カンパチ、マーマチ、尾長鯛。
カンパチは東京では食べたくないが、ここで出て来たカンパチは、まるで鯛。
透き通った身で、これがほんとのカンパチなのか。
マーマチは沖縄の魚で、これも鯛系のようだ。
尾長鯛もそうだが、沖縄にはアオダイだのいろいろな鯛が居るようだ。
大将曰く「沖縄の魚はおいしくないという人が居るが、そうではなく、鮮度が良くてもまずい魚もいるし、見た目がまずそうでもおいしい魚がいる」
大将、おいしい肴を狙って釣っているわけだな。

2014年2月9日日曜日

井の頭池が雪原に

 かい掘り真っ最中の井の頭池は水が無い、そこに大雪が降ったので、雪原に。
雪が止んだら、こうなった。

2014年2月7日金曜日

ひれ酒追い酒

焼酎正1合をチビチビヤっていたら無くなり、このあとどうしようかと迷い、やっぱりひれ酒。
神馬のひれ酒はひれが厚い。
一杯飲んだらやっぱり熱い追い酒になる。
それでもまだエキスは出るのでもう1本。

すっかりいい気持ちになり、外に出たら京都の冷たい空気が最高。
神馬の提灯は暖かく光っていた。

2014年2月6日木曜日

神馬のマッチには

肉もちょっと食べたいなと、ビーフカツ。
さすが京都だね、カツは牛肉だ。
揚がった切り身を横にしたら、ミディアムレア状態。
肉汁が口の中にじわっと広がる。
鯖寿司は肉厚。
ふと見るとカウンターの上にマッチが置いてある、神馬の主人のマッチだ。
何やら字が書いてある、2行。
上戸不知其毒
下戸不知其薬

のんべえは、それが毒なのを知らない
下戸は、それが薬なのを知らない

いいねえ!

2014年2月4日火曜日

寒ブリシャブ

富山のあとは名古屋だが、セミナー終わったらいそいそと京都へ移動。
ウチで使っている昆布が無くなったので、いつもの音羽昆布に買いに行く。
おばあちゃん元気かな? 心配なので電話したら出て来てくれ、いつもの昆布1万円分用意しておいて下さい、これから取りに行きます。
いい昆布が最近少なくなって、と、おばあちゃんブツブツいいながらていねいにドライヤーで折り込んで包んでくれた。

 宵は久しぶりに神馬
しゃぶしゃぶがある。
鍋も金色に光り、京都の歴史だね。
厚いスライスを煮立ったスープにさっとくぐらせたら、表面だけ白くなった寒ブリ切り身が出て来た。
この店独特のコクあるポン酢にさっと付け、大口開けて放り込む。
うまいな〜〜〜!!


2014年2月3日月曜日

冬の北陸そろい踏み

富山セミナーなので、夕方終わったら当然泊まり、冬の北陸の味を探索しよう。
駅前のホテルアルファーワンで聞いたら、下の居酒屋を紹介してくれた。
寒ブリはハラスの所もしっかり付けてくれる。
 白海老は春になってからだと思っていたら、この時季にもあり、ねっとりと甘い。
蟹は小型だが、値段も手ごろなので、丸ごと1匹をがつがつむしゃむしゃ行儀悪く齧る。
白子は焼き。
外はみぞれなのに、腹の中は暖か、ああ幸せ!