2008年6月23日月曜日

採れ立て姫竹




野尻湖のおばあちゃんの所には、いろいろな人が食材を持って来てくれる。
皆、おばあちゃんが好きで、気にかけてくれているのだ。
今日も呑み始めた所に近所の「タケノコ採り名人」が、大量の姫竹を「さっき採って来た」と持って来た。
「よしきた」と、おばあちゃん、古い大きな風呂敷を敷き、その上に新聞紙にくるまれた姫竹を広げ、包丁でシャカシャカと下処理し始めた。
私の家内が教えられて手伝う。
姫竹の先端を斜めにカットし、皮を一気に剥く。
皮をむいた姫竹は、艶やかに光っている。
ちょっと1本、生で、味噌を付けてかじる。
ぱりん、いい香り。
おばあちゃんの娘さんが(とはいっても70代だが)皮付きのまま焼いてくれた。
アチチチ、と、皮を外してかじると、ほろり食感。
ゼンマイが出てくるわ、大根が出てくるわ、野尻湖の清涼な空気と滋養たっぷりの土からの食がどんどん出てくる。
自然からの食べ物、静かな湖畔、親切な皆さん、ストレス全く無し。
こんな生活しているから、おばあちゃんいつまでも元気一杯なんだろうな。

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