2008年4月30日水曜日

天茶で仕上げ




氷の冷蔵庫から出して来た食材で天ぷらが始まった。
どれもこれもからりと揚がっている。
ネタも春。かわいい小鮎が丸ごと出て来た。指でつまんでパク。
隣の同行者の皿の上に、小タマネギが二つにカットされた天ぷらがある。横を向いた隙に失敬したら、ポコロと栗のような食感。
しばらくしたら「あれ、タマネギ半分無くなってる!」
食いしん坊が集まると騒がしい。

ここのかき揚げは素晴らしい。
刻んでいない、丸ごとの食材が、まるまるとまとめられて揚がっている。
以前来たとき、仕上げにこのかき揚げ食べたいし、天茶も食べたいし、しかし腹が許さなかったので「かき揚げひとつ揚げて、半分つまみで食べて、残り半分を半分ご飯の天茶にしてくれませんか?」と言ったら「それは素晴らしい方法ですね」と、かえって喜んでやってくれた。
高品質で親切なサービス精神だ。
今回も、天茶で仕上げ。

0 件のコメント: