2008年5月7日水曜日
はば海苔
松江の「いと賀」で、浅い色の海苔のようなものが出て来た。
いっしょにいた地元の人が「うわーーー! なつかしい!」
これは「はば海苔」といって、多分昔は雑な海藻か海苔の様に扱われていて、だれでも普通に食べていたのかもしれない。
しかし、いつの間にか無くなり、今ではほとんど手に入らない「高級」な食材になっているのだそうだ。高級か懐かしいか稀少か、といった様なものだろう。
干物になっているので、食べるとぱりぱりと、やっぱり海苔のような音がする。
味は「素朴な海藻」で、おいしい。
大将が「今日のサバはこんなすごいの」と見せてくれたのは、まるまると太った、まるでブリのようなサバ。
刺身の醤油がここはおいしいので聞いてみたら「うちの刺身に合わせて特別に造ってもらっている」ということで、ボトルを見せてくれた。
ラベルには「いと賀 さしみ醤油」と書いてある。
なるほど、ここまでこだわっている大将なんだ。
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