2008年4月16日水曜日

米沢の山菜






井の頭公園の桜は終わり、静かになった。
福島から峠を越えて米沢に入ったら、桜は未だだが、道端に残っている捨て雪の上をかすめて、春風がそよいでいる。
いつもの「志乃」の女将が山に入って採って来てくれる山菜の季節到来。

「山人参」はごま和えで、繊細な葉がしっとり。
「春タケノコ」は、山形牛肉と炊き込んである。
米沢の皆さんは肉というと当たり前のように牛肉で、秋はキノコと煮込む。
東日本はほとんど豚肉中心なのに、米沢は裕福だ。
上杉鷹山の文化がいまだに継承されているようだ。
「たらの芽」はかなり大きく、軟らかい天ぷらになっている。
「あいこ」という山菜は初めてで、ぬめりがありながらしゃっきり。
「一夜こごみ」だが、普通のこごみは茎部分が紫色なに、これは全部淡い緑で、いかにも春先の山菜の色。
「山ウド」はたくましい太さで、大根等と薄味に煮込んである。

来月は米沢の山菜最盛期、楽しみだなー。

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