2008年8月18日月曜日

パリ-08:ランジス魚棟






アパートを早朝5時に出発、今回最大の目的「ランジス」へ。
ランジスはパリの南、オルリー空港の側にあるフランス最大、というよりもヨーロッパ最大の食材卸売市場。
肉と内蔵、魚、青果、そして花卉が揃い、毎日7千台の輸送車が出入りする。

30分ほどで着いたら、もう半分終わっていて、清掃洗浄の真っ最中の店もある。
衛生管理の視察目的なので、ちょうどいい。
2004年の12月にポートリー館(鳥類)と、枝肉館をみたので、今回は、魚、肉の内蔵、青果を集中的に見る。

魚館は「A4」という棟で、未だ暗い早朝の空の下に、ガラス張りの建物が煌々と光っている。

来て判ったが、この魚館は、最も新しい。
衛生管理をしっかり考えてつくっている。
ニューヨークの新フルトンマーケットと基本的な構造はよく似ている。
同じデザイナーなのか、ランジスのをニューヨークの新フルトンがまねたのか?

閉鎖構造。
中央に大きな通路があり、ここを電動フォークリフトが通る。
両サイドに仲卸の店が並ぶ。
大型の店の側と、反対側は小型の店と分けられている。
床は中央に傾斜が下がり、店で洗浄した排水は中央から外に排出される。
店の両外側に、ピッキング準備室とドッグシェルターの入出庫口がある。

陳列はパレットの上に乗せられているが、多くは陳列専用のものだ。
置きっぱなしでもパレットの下が清掃出来るようになっている。
普通のパレットと同じように、フォークリフトも使える。
日本では簀の子や運送用のパレットをよく使っているが、あれだと置きっぱなしになった場合、下が清掃出来ないので、ゴミ、汚れ、虫、カビの発生源になってしまう。
ここで使っているパレットなら、清掃洗浄しやすいし、使いやすい。
2つのタイプがある。網トップ型と板トップ型とでもいおうか。
このパレット、日本で買えないかな?
どなたか知りませんか?

このランジスのすべての棟と、一緒にニューヨークの新フルトンマーケット、ロンドンの魚、食肉、変わったところでメルボルンの旧魚市の魅力的改修等の写真解説「最新卸売市場の建設と衛生管理」セミナーを来年に入ってからでも行います。

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