2008年8月8日金曜日

パリ-02:ドゥ・マルゴ



作家や芸術家が集まるカフェとして有名な「ドゥ・マルゴ」は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会の隣にある。地下鉄4号線「サン・ジェルマン・デ・プレ」

カフェの席で、一番安いのはカウンターの立ち飲みだが、その次は店内、そして一番高い(といってもしれているが)のが外のテラス席。
テラス席は歩道を半ば使っている。通行人が恐縮して通るようなところも多い。
なぜテラスが高いかというと、歩道の使用料金を払っているから。
客も、禁煙条例が出る前から、テラスが好き。

パリの今年の天候は、それほど暑くは無く、風さわやか。
それでも喉が渇いたので、この老舗カフェでアイスティー。
パリの皆さんはニースやスイス等に避暑に出ているので、市内は車が少なく、渋滞も無い道路の前で、ちょっとパリの文化人の雰囲気を味わう。

今月はパリの星付きレストランのほとんどが休み。
日本なら一流レストランが一ヶ月も休むなんて考えられないが、パリで高級レストランを利用する客のほとんどはパリに居ない訳だから、店も休むのは考えてみればあたりまえ、客が居なけりゃ店はできない。客と一緒に休暇をとってしまうのだ。
おかげで高級レストラン体験の大金がかからなくてすむ。

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