2008年5月21日水曜日
瀬戸内海、魅力的な腹の中
春というか初夏というか、この時期瀬戸内海では元気に魚がいろいろ揚がってくる。
活きのいい魚をいつも出してくれる福山の「八寸」
広島県福山市南町3-11 084-921-1781
カワハギの肝は醤油にあえて、薄切りにした身のスライスを付けて食べるが、最高鮮度の肝はそのまま食べると、ぷりぷりと、おいしさの塊。
そのカワハギの肝が、さっと湯通しした程度で、ころりとした形そのままで出て来た。
脂が表面ににじみ出ている。
ひとつをつまんで口に入れたら歯の間を滑ってつるりと入って来た。
次に出て来たのは光沢のいい親指大の塊と、その横にヒダヒダに、珊瑚のような形か、花が咲いたようなのがある。
これは、鯛の白子と小。
ごく薄い醤油味でさっと煮てある。
ホクホクという食感。
魚の腹の中、魅力的妖味がみっしり詰まっている。
そして今年初めて食べるハモ。
表面パリッと焦がしてあり、つや消しの白。
初ハモだ。
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