2008年5月12日月曜日

ばくらい


「ばくらい」というのは、海鞘(ホヤ)と海鼠腸(このわた)をごちゃごちゃに混ぜたもの。
このわたは、真ナマコから採った腸の塩辛。
どちらも珍味で、このわたは、おちょこに少しだけ、なめるように食べながら、辛口の日本酒等、鳥肌立つほど魅力的。
「ホヤはだめ」という人も多いが、鮮度の良い良質のホヤを食べさせると「えーーー、こんなにおいしいの?」となる。
見た目はイカの塩辛が赤々となっているように見える。
ばくらいの名前の由来はどうも「爆雷」
手榴弾に似た形のホヤから来ているようだ。
この二つが一緒になったのだから、その味は、摩訶不思議な妖味になる。
お茶の水「山の上ホテル」の天ぷらの店にある。

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