2008年5月26日月曜日

琵琶湖のモロコ



「琵琶湖のモロコです」
モロコは捕れなくなってきたそうだ。
小さいが、まるまると太ったモロコが出て来た。
腹の辺りまで口に入れて歯でかしげたら、ほろりときれいに二つに割れ、頭の方が舌の上に転がり落ちた。
小さな魚体なのに、味には凝縮された自然の存在感がしっかりある。
口直しには生姜をパキッとかじる。
もう半分のモロコを食べたあとは、酢漬けの蓮をぱりん。
頭の皮を剥がしてさっとゆでた空豆は、固めでポクッ。
このあと、イワシを山椒の実で煮たのが出て来た。
山椒のいい香りが舌を刺激する。
そこで大きな氷の上に注いでしっかり冷えた芋焼酎をぐびり。

0 件のコメント: