2008年5月29日木曜日
黄アラ
「九州のアラよりも、こっちのアラのが上!」と出て来たのは「黄アラ」
九州のアラというのは巨大な魚で、大きいのは1メートルぐらいある。
これは刺身でも食べるが、博多の皆さんは冬場に鍋で食べる。
冬の大相撲九州場所では、力士の皆さんにみんな行ってしまうので、博多の町には出回らないとも聞いている。
ところが「美加佐」の大大将が出してくれたこの「黄アラ」は、それとは全く違うものだそうで、形は小さい、とは言っても太った鯛ぐらいある、黄色いどっしりした魚だ。熊野灘で揚がったもの。
頭を出してくれた。
厚い唇がぷっくりと付いている。
「唇うまそ〜〜〜♩♩♩」
身の刺身が出て来た。ずいぶん乱暴な厚切りだ。
小大将「今日は女将が用事で居ないので、3時頃からあそこのお客さんと飲み始めちゃったんです。酔っぱらうとだんだん切り身が大きくなるんです」と、困った顔。
大大将の歳を心配しているのだろう。
黄アラの潮汁が出て来た。
真っ先にゼラチンぷりぷりの唇を食べ、ほっぺたの肉をぷるぷるの皮と一緒にかじってから気が付いて撮影。
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