2007年7月3日火曜日

マンハッタンのエージングステーキ




ブロードウエイの52丁目を西に少し入ったところに老舗のステーキハウスがある。
ギャラガーズステーキハウス
歩道からガラス越しに、ドライエージング中の骨付き牛肉のブロックが見える。
ウインドウショッピングならぬ、ウインドウ熟成庫。
ここで3〜4週間ほど寝かされた牛肉を、ステーキにする。
グレードの上の方は「USDAプライム」といって、牛肉の中でも3%程度しかなハイグレードなものだ。この下の「チョイス」という一般的なグレードのものももちろんある。
まずはトマトとオニオンのサラダ。
とはいっても、普通のではない。
トマトは「ビーフステーキトマト」という、大きく、たくましい味のものだ。
オニオンも大きい。
両方とも厚さ1センチにステーキカットしてあり、ドレッシングがかけられているだけ。
トマトをカットして、口に入れると、子供の頃に食べた懐かしい味。トトロの時代のトマトだな。
ビーフステーキトマトという名前がふさわしい。
ここのステーキは大きく厚いので、シェアする作戦。
5名で、テンダーロインステーキ、リブステーキ、そしてグラウンドビーフステーキをそれぞれ1枚ずつ、3枚のステーキをシェアする。
テンダーロインはヒレ(大阪ではヘレ)、リブは背中のところの骨付き、グラウンドビーフステーキは牛肉をただたたいて固めたもの。まあ、ハンバーグの純粋牛肉版だ。
昨年来た時よりも熟成はさらにされているように感じた。
この熟成牛肉の味にはまって、美味しいソーセージを作っているくにひろさんなんかは2晩続けて来たそうだ。
ここには昔から有名人がたくさん来ている。
ブロードウエイのミュージカルエリアにあるせいもあるだろうが、店内の壁には有名人の写真がいっぱい。
ニューヨークにきたらぜひどうぞ。

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