2010年9月17日金曜日

1008ロンパリ34:オペラ滑り込み





(8月末帰国後書き溜まったのを連載中)

7時開場、7時半開演だったかなとインターネット確認シートを見たら開演が7時。慌てて着替えにアパート帰って6時半。
スーツに着替え、タクシー停めて「ロイヤル・オペラ・ハウス!」
順調だった道路がコベントガーデン近くになったら渋滞し、オペラハウス近くになって動かなくなったので運転手に15ポンド渡して飛び出し、着いたら7時1分前。
インターネット受け取りカウンターに小走りで近づいたらカウンターの兄さんがこちらを見て「こっちだ!」と手を大きく挙げた。日本からの客が1人まだ受け取りに来ていないので気を付けていてくれたのだろう。
クレジットカードですぐ確認してチケットをくれ、入り口を指さし「ベリー・ベリー・クィックリィ!」
もぎりの兄さんが「あの階段を上がってフロア3!」
3階まで行く途中で楽団が音合わせを始めたのが聞こえる。
3階着いて案内の兄さんにチケット見せたら上を差し「モア・ワン・フロア!」
そうだ、3階ということは日本の4階だ!
やっと席のブロックに入ったら、私の席だけぽつんと空いていた。
間に合った~~~!!

今日はボリショイオペラで「エウゲニ・オネーギン」
完全に満席。
息が落ち着いた所で、指揮者入場。
幕が上がり、静かにチャイコフスキーが流れ出した。
舞台は大テーブルでの会食から始まる。
ナイフとフォークを使う小さなカチャカチャという音がホールの隅まで伝わる。この音がエウゲニ・オネーギンのスタートだな。

エウゲニ・オネーギンはウィーン、上野、そして今回のロンドンで3回目だが、今回のが一番素晴らしい。
上野の時もボリショイだったが、今回のは全然レベルが違う。
オーケストラなんか、4階なのに目の前で聴いているような響き。
同じボリショイなのにどうしてこうも違うのかな? 日本舐められてるのかな? あるいは場所柄そう感じるのかな? 偏見かな? ちがう、全然グレードが違う。
ロシア語で、英語の字幕付きだが、単純なストーリーなので音楽と声楽を楽しむ。
休憩時間は相変わらず巨大なホールでワイガヤがうわ~~んと響き渡っている。

ああ~~~おもしろかった!!
時間は10時半。コベントガーデン周囲は凄い人。何処からこんなに出て来て、何やってるんだろうか。
タクシーでアパートまで戻り、近くのインド料理屋に再び。
今日はラムのタンドリー。
軟らかいラムで、気品の良い香辛料風味が何とも言えない。

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