夏野菜はなんといっても茄子。
大きな茄子をそのままガス火の網の上に乗せて焼く。
ガスの青い炎の上の網が、真っ赤に焼かれ、茄子の皮がぱりぱりと焦げ出し、中がしっとりとなってくる。
水を使ってアチアチ言いながら皮をむく。
カットして皿に盛りつける。
次は、冷蔵庫から鰹節を出し、削り器でカッカッカッっと削る。
いい音だなあ。
たっぷりと削って、茄子の上にかける。
茄子の熱気の上にかけるもんだから、鰹節の香りが一気に臭い立つ。
刻んだネギと、生姜をおろして乗せる。
醤油をさっとかけて、一切れ口に入れると、茄子のジュースが口の中に広がる。
夏だなあ!
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