2013年8月9日金曜日

2013EU-08:ベネチアの物流とゴミ

 この狭い町にとんでもない数の観光客群衆がいるのだから、自動車無しでの物資運搬は大変だ。
船で近くの船着き場に運び、そこから人手で階段も上り下り出来るように工夫された台車に2人ががりでやっこらせと乗せ、狭い歩道をゴロゴロ運んで行く。
運河が街の奥まで張り巡らされていて、これが物流を担っている。
江戸も水路で栄えたが、同じだな。
 そこで気が付いたのは、ゴミが少ないこと。
広場などにゴミ入れがあるが、あまり捨てられていない。
商品を渡すのも簡便な包装だけ。
そうだよな、これだけ物資補給が大変だったら、余分なもの持ち込まないもな。
日本のどこかの街でベネチアと同じことやったらどうだろうか。
街を閉鎖して、自動車、バスなど、一切入れないで、街の回りのステーションでいったん降ろした物資は、キャスターで人が運ぶ。
東京の街中では、ヤマト運輸などがリヤカーで配送しているが、これを街全部でやるんだ。
街の中は、自動車の騒音と排気ガスは一切無くなる。
車道は無くして歩道と自転車にしちゃう。
道路標識も信号も撤去。
必要なものだけ入れて、ゴミは最少になる。
何処の街がいいかな? 首都圏なら面白いな。
どこかの市長さん、考えてみませんか?
ベネチアで出来ているんだから、出来ますよ。
世界の話題になり、小さなホテルたくさん造って、街は観光客であふれるかも。
観光客は、自分の足で歩く、自転車を借りる、あるいは人力車。
ベネチアに人力車が無いのは、橋の階段だらけだから。
下見と研究にベネチアにどうぞ。

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