2011年11月1日火曜日

1108ロンドン39:フォードさんのハンバーガー






今日のProms前半は現代音楽。
Kevin Volansという人の、バイオリンコンチェルト3番。
現代音楽というのは今までさっぱり分からなかったのだが、今回いくつも聞いていたら、理解は出来ないが、面白くなってきた。
面白さの元は、多数の打楽器と使い方だな。
見たことも無い打楽器がいろいろあった。

後半は誰でも知ってるブラームスの代表作、交響曲1番。
力入っていたな〜〜〜!
聴衆絶賛。
こんなことやって、毎晩8千人が熱狂してるんだから、ロンドンいいね。

ハロッズの肉売り場に分厚いハンバーガーパティが3種類。
タダのハンバーガーでは無い、
左から、リブ、サーロイン、フィレのハンバーガー。

自動車のフォードさんの何代目か知らないが、気に入ったレストランがあって、いつもそこで食べていたメニューがあるというので、ある人が店に行って食べさせて欲しいと言った。
そしたらシェフが来て「いいですけど、フォードさんの料理は食べるだけじゃ分からないと思いますけど、ちょっと厨房まで見に来てくれませんか。あまり教えたくないんですけど、特別にお見せします」
厨房に行ったらシェフは分厚いサーロインステーキを切り出し、それを横にあったひき肉器に突っ込んでミンチにし、手でパタバタと円板状に固めた。
「これを焼くんです、サーロインステーキの肉だけを使ったハンバーグ」

100%・サーロイン・ハンバーガー 1個4.5ポンド、580円ほど。安いな。
つややかな香り。
肉粒をかみ砕くと、一粒ごとに肉汁がはじける。
脂肪とのミンチだと、脂肪の香りだが、これは赤身の香りだ。
しっかりかみ砕くと分かるが、そうでないと、ただ単にボソボソ
おにぎりの美味しさは、齧ると崩れ、しかし1つの米粒は、表面の弾力と中のジューシーさがある。このハンバーグ版がこれだ。
1粒1粒をじっくりを齧るとよくわかる。
フォードさんの気分。(11年8月)

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