2011年11月11日金曜日

クエの酒蒸し





京都の西北「神馬」(しんめ)

出汁のうね乃さんが新幹線雑誌「ひととき」に紹介していた居酒屋。
古風な玄関を入ったらカウンターに入っているおばあちゃんが「どなた様?」
しまった! 満席なのかと見回したら、奥のカウンターは十分空いている。
名前言っても仕方ないので「1人なんですけど……」
「ではそこに」と、入り口付近は満席のカウンターでただ一つ空いている所を案内されたので「奥の方でもいいですよ」と言ったら「全部予約入ってるんです」
最後の一席だった。
私の直後に来た地元らしい2人連れは「またあとで来て見て」と断られた。
店内は数十年前のまま。

「クエの酒蒸し」はしっかりした身を薄味ていねいに蒸してある。
その横に身が貼り付いている骨が添えてあり、貴重なところを大切にしている。
メニューは一品千円前後の物が多い。

焼酎「神馬」は、芋と麦の両方あるというので「芋を」
ロックで頼んだら、氷が入ったグラスと一緒に、1合入りのガラス徳利にたっぷり入れた焼酎が来た。これはうれしい。

焼酎お代わりしながら料理いくつか食べていると、勘定計算は数字が入った表に赤鉛筆でチェックする懐かしい方式。
お勘定といったら、ご主人が出て来て、さっきから気になっていた超古風木製レジスターの所で支払い。

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