2010年8月2日月曜日

ステーキに白酒






焼き始めたステーキに、手品のように出て来た大きな蓋が丁寧に被せられた。
蓋に、三つの突起がある。
こういうの気になる。
「これ、なんですか? 鉄鍋の底のように見えますけど……」
聞いたらお姐さん長年無関心だったが、突然気になったようで、厨房まで聞きに行った。
やはり鍋と関係していて、鍋の鋳型をそのまま使ってこの蓋にしたそうだ。鋳型は高いので新しく造ると大変なことになるからだ。
お姐さん「ああすっきりした」
お騒がせしました。

焼き上がった肉を一口大の切り身にしてくれ、鉄板端の適度に暖まっている所に置いた陶板に乗せられた。
ヒマラヤの塩で食べる。
この塩は大分以前、輸入している人を見付けて直接買っていたのだが、なぜか突然連絡が取れなくなってしまい、その後探し続けているものだ。
薄いピンク色のおいしい塩。

この肉に、この塩、ぴったりあって、極楽の宴会が口内で開かれているようだ。
そこに突然出て来たのが白酒。
どぶろく超高級版。
ステーキに白酒が合うとは思わなかった。
赤身ということもあるのかな。
極楽牛肉一口のあと、白酒グィッと。
不思議な体験。

白酒のあと赤ワイン。安いのにハイグレードのワインだ、良心的。
牛肉のスジも炒めてくれて、これまたカリカリと美味。
鉄板の脂肪で野菜焼き。
肉厚のでっかいタマネギが甘くふっくら焼けてきた。
仕上げはニンニク炒めご飯。

長良川の赤身牛肉ステーキ、最高。
ありがとうございました、トーエー食品さん。

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