2010年8月17日火曜日

1008ロンパリ12:タンドリー・キングプラウン




3回目のPROMSはマーラーの交響曲3番、合唱付き。

ぎっしりと満席の会場。
真ん中の立席で座り込んで待っている人が多い。
この立ち見席についてインターネットで調べたら"Promming"という行動だそうだ。やっとわかった。

どんどん入って来たのでもぎりの姐さんが「立って前に詰めてください! お願いしま~~す」
撮影禁止アナウンス前に熱気ある会場風景を撮影。
合唱隊が入ってきて、オーケストラの後ろだけでなく、16ポンド席まで使っている。
大掛かりだな。

4楽章構成で、最終楽章に合唱とアリアが入る。
各楽章のあとに拍手が入ってしまう。
あまりに長大な曲なので、1楽章が終わったら曲一つ終わったような気になるのかな。
7時に厳かに始まった演奏は、怒濤のごとく、華麗に、静かにと、変化を積み重ね、夢のように終わったら、拍手爆発、巨大なホールが轟く。
時計を見たら8時45分。
なんと1時間45分の曲だった。
ずっと立っていた皆さん大変だったな。
終わってほっとしたのもあるのか、立席の拍手が一番大きかったみたい。

今晩はパリに行く前日なので、アパートでの食事はやめて、近くで気になっていたパブを覗いてみたら、この静かな住宅地のどこからこんなに来たかと思うような大混雑。メニューも面白そうなのがあったが、これでは座れもしない。
向かいのインド料理店に入ってみた。
テーブルクロスのある落ち着いたレストランになっているが、やはり混んでいて、地下の隅の席に案内してくれたがここも混んでいる。

ビールが一種類しかない、インドラガー「COBRA」
すごい名前だな。
美味い。
ロンドンでビールが一種類なんてあり得るのかと思うが、この味なら許せるんだろう。どのテーブル見てもこのビール飲んでる。

料理はキングプラウンのシェフスペシャル風味・ライス付き。
さすが流行っている店だけあって、素晴らしいスパイスの使い方。
辛いのではなく、奥行きのある香辛風味。
最後に本場インドの紅茶。

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