2009年4月27日月曜日

0904ロンドン17:パブ





パブはパブリックハウスから来ている。
個人の家を改造し、居酒屋にした。
これがどこに行ってもたくさんある。
ロンドンの皆さんはビールをよく飲む。
プリシラ劇場の前にあるパブの名前は「THE SPICE OF LIFE」、人生のスパイスだって。
こんな名前のパブがあったら、ついふらふらと入っちゃうよな。

パブに入ってカウンターに行くと、ビールのハンドルがずらりと並んでいる。
どれがどんなのだか分からないので適当に頼むと、どれもおいしい。
あるとき適当に指差したら「これはサイダーだからやめた方がいい」
ビールとサイダー、一緒にしないでくれ。
見ていると、ちょっとだけ注いでもらって試飲している人もいる。

大きなグラスに泡は入れないでなみなみと注ぐ。
だからそうっと持ってもこぼれる。
そこでグラスを置くところにしずく受けが置いてある。

普通レベルのパブだと、バーテン二人ぐらいで、テーブルの片付けまで全部やっている。
かなり忙しいのに、気がきく、よく働く。
日本のレストランで客の動きをつかまないでボーッと立っているサービスマンが多くなってきたが、ロンドンパブで訓練しなきゃ駄目だな。
でもこれはホスピタリティの問題だから、無理だな。
ロンドン側も邪魔で断るだろうな。

金を払って、持って行くわけだが、大体は外で立ち飲み。
ロンドンの飲食店は全面禁煙になったので、たばこ吸うのは外しかないため、パブの周りはどこも混雑している。
これがパブの活気をあおることにもなる。

料理はビーフパイなどの簡単なものがあるが、見回すと食べている人なんて見たことない。
ひたすら飲み、延々としゃべり、またカウンターに行ってビールを持ってくる。
ロンドンの皆さん、本当によく飲むな〜〜!
ワインを沢山飲むフランス人が、イギリス人の酔っぱらいに眉をひそめているようだが、分かる分かる。しかし、ワインの酔っぱらいが、ビールの酔っぱらいをいやがってるなんて、アルコール濃度逆なのに変だな。

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