2008年11月5日水曜日
松島の牡蠣フライ
白身の刺身の横に、菊花がたっぷり添えてある。
ここの菊花は自家製で、採ったばかりのを、お酢を入れた湯でさっと湯がく。
そうするとしゃっきとして、色鮮やかに出来るそうだ。
どうです、このきれいな色!
色をおいしさの重要な要素にするのは日本だけかな?
他の国も多少はそういうことはあるけど、日本ほど重要視していないな。
秋は虫の音がきれいで、それを聞きながら秋の花を食べるなんて、日本人でよかったなー。
欧米で虫の音の話をするとこんな情緒は全く無くて「虫、うるさいねー」なんてことになる。つまらない人生だなー。
「松島の例の牡蠣が入りましたので、今晩はフライにします」
「例の牡蠣」とは。
松島湾は牡蠣の産地だが、その中でも二カ所だけ、河が勢いよく海に流れ込んでいる場所があり、そこの牡蠣は特別すばらしい。この牡蠣が入ったのだ。
陸のミネラルをたっぷり含んだ水が海に入り込むところに、おいしいのが出来る。
大分の城下カレイ、北海道は襟裳の昆布などがそうだ。
大分のは、わき水になって海底から出ている。
さっと出て来た牡蠣の大きさに驚愕。
でっかいなー!!
こういうのは、ソース付けないで、レモンをちょっとかけ、醤油をわずかに垂らしてがぶりといく。
ミネラルが口の中いっぱい!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
1 件のコメント:
Me gustaría saber la receta. Gracias
コメントを投稿