秋になると鱧(はも)の時季は終わり。
夏は落としが多いが、秋になると焼き鱧が多くなるようで、そして土瓶蒸しになってくる。
まずは焼き鱧。
わずかに焼き色が付いていて、香ばしい。
骨切りされた白身が、花のように開いている。
ちょっとだけ酢味噌がつけられている。
口に入れると、ほくほくと、ふんわりした食感。
次は土瓶蒸し。
鱧と松茸が一緒になる時季だけの料理だ。
まずはスープだけ飲む。
スープがつまみになるなんて、この料理ぐらいかな?
スープが中にまだ十分残っているところで蓋を開け、松茸の香りがしみこんだスープをたっぷり吸った鱧を食べる。
鱧の松茸風味だ。
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