2009年10月20日火曜日

究極の朝粥






奥入瀬渓流ホテル、プラス2000円で「究極の朝粥」を一日20名限定とあったので申し込んだ。予約表を横目で見たら、私以外には一組だけのようだ。
究極の意味は、すべて地場産の最高級素材を使っていること。
粥はもちもちとろとろ、漬け物シャキシャキ、キノコの煮物や佃煮はおかゆ何倍も欲しくなる青森タイプ、マグロ二切れは大間産、味噌汁のシジミは下北産、サラダ野菜は近場の誰々さん作、小型ながら焼きキンキ。全部美味しい美味しい。
その中に巨大な梅干しがあるが、これは青森が開発した梅と杏を掛け合わせたものだそうで、豊穣な味。
デザートは焼きリンゴ丸ごと一個を暖炉で温めてくれたうえ、今日は特別サービスでフルーツもついて来た。

美味大量の朝粥で馬力がついたので、馬を見に行くことにした。
青森市からドライブ3時間、下北半島の最先端、尻屋崎の寒立馬(かんだちめ)で、この広大な地域に放牧されている。
胴体が大きく、優しい性格、穏和な眼と長い睫毛。
行くのは2度目だが、今回は一頭も見かけなく、仕方なくあきらめかけたら一頭見付けた、と思ったら林の中からぞろぞろぞろぞろ、パッカパッカと10頭ばかり道路に出て来た。
太平洋を見下ろす岬で、冬は寒風吹きすさぶだろうに、そんなこと関係なくのんびり過ごしている馬を見るのは静かな感動。

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