2009年10月14日水曜日

サザエの肝





45年前へのタイムスリップでびっくりし、気持ち落ち着かせるのに大井三つ又の時々行く寿司屋に。
ここには村松友視の小説「時代屋の女房」の舞台になった歩道橋がある。
主人公になる時代屋という骨董品屋の女将が、この歩道橋の上を日傘くるくる回しながら登場する。
その歩道橋から50メートルほど大森に向かって左側。
すし処さいしょ

店主は毎朝築地に行き、全国各地のいい魚介類を少量ずつ買い集めて来る。

大きなサザエが1個あり、つぼ焼きにしてもらった。
殻がでかく厚く重い頑丈型。
海のミネラルたっぷりのサザエの身をつまみ終わり、奥の肝を取り出そうと箸を突っ込んだが取れない。
大将がひょいと持っていき、皿の上で力を入れてとんとんたたいたら、どばっと肝が落ちた。
でっかい肝がごろんと皿に乗せられて帰って来た。
写真に撮ったらすごい迫力で、食べごたえがある肝。

「遊びです」と言って、稲穂を模した刺身のツマが出て来た。
へえ〜〜〜、秋だね〜。

ちょっと寿司をつまんで仕上げ。

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