2009年10月12日月曜日

時が停まったふるさと


品川区二葉町は私が中学1年から結婚するまで住んでいた町。
中学の頃からにすれば、45年前。
近くに来たので、ぶらぶら行ってみた。

住んでいた家の斜向いに時々本を買いにいった峰岸書店がそのままある。
店の奥に80歳以上、90歳にもなろうかというおじいさんが背をまっすぐに伸ばして座っている。
あのおじさんだ! 峰岸書店のおじさん!
元気に店に出ているんだ!

時々食べにいっていた日本蕎麦「更級」もそのまま。
銭湯の大盛湯もそのまま、夕闇の中に昔は無かった自動販売機が光っている。
小さな風呂屋に4台もの自動販売機が必要なのだろうか?
私が子供の頃には、番台の横の冷蔵庫から出しておばさんから買っていた。

仕事を始めてから、風呂のついでに洗濯したコインランドリーもそのまま。
洗濯中に呑んでいた秋田のおばさん姉妹がやっていた居酒屋「能登」もそのまま。
あちこち、あまりにもそのままなので、ドキドキして来た。
ああびっくりした!

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