2008年12月18日木曜日

カワハギフルコース





荻窪で音楽会が終わったのが午後10時、この時間で美味しいもの食べるには厳しいが、玉秩父ならまだ間に合うと、そそくさと中央線で吉祥寺駅下車、半ば走るようにして飛び込んだ。
玉秩父 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-23-6 0422-21-1904

この店に通い始めてもう四半世紀近く。
吉祥寺に住み始めて28年ほどになるが、その間、おいしい店いろいろ探し、料理が駄目になって無くなった店もあるし、美味しいけどしばらく通ったら値段を上げてきたので行かなくなったり、いろいろあったあげく、残っている行きつけの店は数件。
先日、この店に最初の頃から通っている常連客、地元吉祥寺の親父さんたち数人がどういうわけか一緒になり「久しぶりだね!」となったので「まだ生きてる挨拶だ!」

カワハギの刺身を頼んだら、大きな肝。まるで豆腐のようだ。
これだけ鮮度がいいと、肝醤油にならない、ころころして溶けないからだ。
肝を箸でカットして、それに白身スライスを乗せてワサビ醤油にちょっとつけ、放り込む。

キンキの煮付けは、さっぱりとした味付け。
肝が取り出して横に置いてある。これが旨いんだなー。

鯨のベーコンは、自然素直な色だ。
辛子醤油で。
脂部分はつるり、赤身部分はシャキシャキだ。

勝手に汁が出て来た。
「さっきのカワハギの骨と頭です」
これだから玉秩父通い続けるんだ。

0 件のコメント: