2008年12月12日金曜日

松阪で鮭児






松阪牛の本拠地では「和田」なんとかという店がいろいろある。この「和田」というのはどういう意味なのかな?
しかし今日牛肉は食べたい雰囲気ではなく、魚系がないか。

伊勢神宮参拝後、松阪駅にレンタカーを返しに行く途中、市内に入ったあたりでうまそうな寿司屋を見つけ、店名を覚え、ホテルに着いてフロントで聞いたら「お医者様のお客などが多い繁盛店」
早速予約の電話を入れたら「カウンターはいっぱいで、テーブル席なら」というので「お願いします」
君家」三重県松阪市高町453-4  0598-51-7200

風呂にゆっくり入り、のど渇かせ、腹空かせて体勢整えて行ったら、最後のテーブル席が確保できていたようだ。
テーブルのメニューと一緒に鮭児の証明書がある。
鮭児は北海道で捕れる貴重な鮭で、味もいいが価格も高い。
何で松阪で鮭児なのか、サービスのおねえさんに聞いたら「そうなんです、大将が、買っちゃった! と言って市場から帰ってきたんです。
よい店の大将は、お客さんに美味しいものを食べさせたくてしょうがなく、儲け関係なくいいのを買ってしまうという共通点がある。
早速刺身を注文。

鮭児の魚体というのは小型だ。
小さめの切り身の表面は、じんわりと脂肪がにじみ出て、品よく光っている。
思い切って一切れ全部口に入れると、とろりなめらかな舌触りで、かむと甘みが口一杯に広がった。

この皮どうなったんだろうか? 頭は? スペアリブは? でも全部食べたら破産だな、と思い悩みながら3切れなくなってしまった。

このあたりは牡蠣の産地で、牡蠣の土手鍋があった。
一緒に生も頼む。

仕上げはマグロ赤身漬け握り。

トイレに行ったら「雪隠」と表示。
古風でいいねえ。

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