2011年7月20日水曜日
鮎ご飯
6月末から7月初めにかけて「鮎ご飯」が出せるだろうという話を聞いたのが5月の初め。
釜で炊くので人数が居た方がいい。
そこで道ずれに声をかけて4人集まった。
まき村
京浜急行の大森海岸駅から歩いて5分ほど。
国道から住宅地への路地を入った、料理屋などあり得ない場所にある。
ミシェランの一つ星。
ミシェランと聞くと、高い割りにはそれほどでもない店もあるので、最初からこの店がミシェラン登録と聞いていたら行かなかっただろう。
しかし、この店は本物。
1万円のコースなのに、感動たっぷり。
満足の連続のあと、今日のメイン、鮎ご飯の大きな釜が4人の前に置かれ、蓋を開けた途端、
「うわあ〜〜〜!!」
和歌山で捕れた鮎を開き、内臓とからめて一夜干しにし、翌日少し漬け込み、途中まで炊いたご飯の上にちょっと焼いた鮎を乗せ、仕上げ炊き、と言ったような気がしたが正確な手順は忘れた。
ずいぶん手間をかけている。
こういうの覚えないで、また行く理由にすればいい。
女将さんが盛り付けてくれた一膳は、力強く豪華。
よく見るとご飯にも炊き込まれている。
んん〜〜!!
声にならない。
もくもくと。
一息ついてからやっと声が出た、
んま〜〜〜い!!
お代わりはお焦げ。
生の蓼(たで)をかける。
ありがたくて茶碗を拝んでいるのが1人。
そんな気になっちゃうよな〜〜。
また来年の今ごろ来ます。
その前に、秋は何ですか?
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