2011年7月14日木曜日

大和芋




山梨県北杜市須玉町。
小海線の清里と中央本線の長坂の間辺り、大規模農業地帯を抜け、山道をパジェロミニで登って行ったら、突然開けた。
高度900メートルあたりに16ヘクタールの大開墾地。
八ケ岳と南アルプスの風が青空にぽっかり浮かぶ綿雲と共に吹き抜ける。

約80の地権者を県が一つにまとめ、再来年あたりから毎年200トンほどの大和芋と関連作物を生産する農業生産法人。
現在は耕地の整備と試験栽培中。
半分ほどは未だ造成中。
大和芋の苗はツルが出て来た所。
並行してキュウリなど数種のテストも始まった。
このプロジェクトは農耕生産だけではなく、収穫した大和芋を下の工場で擂り降ろしてから冷凍コンシューマーパックまでの加工をして出荷するまでの一貫生産。
農業と食品工場の一体化で、履歴、鮮度、品質安全管理を集中して行なう。

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