2010年6月4日金曜日

断られだらけの寿司屋






2回電話で満席ですみませんと断られ、いきなり行ったらやっぱり満席で断られ、やっと予約がとれたので4回目に入ることが出来た名古屋は栄の寿司屋。
8席ばかりのカウンターと、小さな小上がりだけの店。

「やっと来れた」と大将に話していたら、一人で気前よく食べていた隣のおじさんが「あなたも断られていたんですね」と、この人も楽しく何回か断られていたらしい。
「先生」と呼ばれているので聞いたら弁護士。

カウンターの前に大皿の小料理が幾種類か。
空豆はさっと茹でたのが塩汁に浸けてありしゃっきり。
野菜の炊き合わせは京都風の薄味に出汁たっぷりで、鮮度漂うホタルイカ入り。

マグロの赤身は半透明のぴっかぴか。
ばりっと焼いたゲソは根本コリコリ。
刺し身のツマが大根でなくニンジンやキュウリだが、ぴりっと辛い生姜入り。

途中お得意さんらしき二人組が「空いてる?」と入ってきたが、「すみませ〜ん」と断られた。

ああ美味かったと、再来月名古屋に来る日にあわせて予約したら「はいありがとうございます」とカレンダーを見たが「うわぁ〜〜、すみません、その日休みなんです」と、また断られた。

スキ見てまた来よう。

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