2007年5月5日土曜日

六本木の昼食難民マーケットと銀座の雀




ゴールデンウイークの最中、六本木の東京ミッドタウンにまた行った。
ここで買ったLEDのナイトライトが不良品だったので、取り換えに行ったのだ。
渋谷から都バスで六本木駅前に降り、信号に行った途端「ミッドタウンに行く方は向こうの信号を渡ってください」と、既に混乱状態。
ショッピングセンター「ガレリア」のホールにやっと入ったら、すごい人。
並んでエスカレーターに乗って3階に行き、大混雑状態の店内でナイトライトのクレームを伝え、確認してもらい、修理するなり取り換えるなりで後で送ってもらうようにした。
少しはショッピングセンターを探索しようとしたが、この状態ではダメだと判断し、退散することにしたが、下に降りるのも大変。
昼過ぎだったので、昼食を食べようと、どのレストランも行列だらけ。
高級レストランは全て予約でいっぱい。安いレストラン街があり、報道された人気のレストランなどは大変。ハヤシライスが美味しいという店がテレビで紹介されていたが、この店は報道された割には行列が10人ほどで少ないな、と思ったら大間違いで、少し離れた通路の横に、その次の行列がかなり並んでいる。店に前に並び切れないので、離しているのだ。
ホールの休憩用の椅子に、サンドイッチなどを食べている人がかなり居る。
レストランに並ぶのがいやで、奥にあるスーパーで買って来たのだ。
そのスーパーの店内、レジも、大混雑。
昼食食べるのも大変だ。

六本木昼食難民マーケット

やっと大混雑を抜け出して、再び都バスの新橋駅行きに乗る。
閑散とした霞が関を通り、新橋下車、銀座の裏からぶらぶら歩いて行く。本通りに出ても、それ程の混雑は無く、銀座のんびり散策といった人々。落ち着いたホコ天だ。
六本木や今度オープンした新丸ビルなどに、祭日の都心人出が分散しているのだろう。
いつもの「竹葉亭」に入ったら、4時過ぎという時間の割に運んでいる。丁度空いた窓際の座敷に座り、ビールと「鯛茶漬けの鯛だけ」「上新香」「鰻の白焼き」で始めた。
「じゅんさい」を頼んだら、小さなサイズのが、涼しげなガラスの器に入ってきた。
じゅんさいはどうして小さいサイズの方がおいしいのだろう。
グラスは冷たさに汗をかいて曇っている。
窓際に置いたら、晴海通りの向こう側にある「英国屋」とうまく栄えている。
焼酎「たなばた」のロックにかえたら、ピカピカに磨き上げられたガラス窓の外側に、雀が芋虫をついばんでいる。
銀座にも芋虫がいるんだ。
若草色の丸々と太った芋虫を、雀がくわえてパクついている。
小さな銀座の自然の生態だ。

銀座の雀

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