2014年7月10日木曜日

ビールも焼酎も昆布だった

「民宿スコトン岬」の目の前海の風呂でのど乾かせて夕食の席に行ったら、20人ほどのお客さんが賑やかに宴会中。
4人のおばあちゃんグループ、10人ほどの若い男性グループ、おばさん達をおじさんリーダーが引き連れた数人のグループ、そして私おじさん一人。
まずはビールといったら、地ビールの生がある。「礼文ビール
ビールの特徴は「昆布エキスを入れています」
何でビールに昆布か分からず取りあえず飲んでみたら良く冷えていて濃いめの落ち着いた美味しさ。
ここの名物ウニは、小さめで、濃厚。
これも産地のホタテも美味い。ボタン海老も美味い。
2杯目の昆布ビールが無くなったので焼酎はと聞くと「昆布焼酎です
焼酎まで昆布なのか……
芋とか麦を基本とした焼酎に昆布を入れているのかと聞いたら「いえ、昆布そのものを使った焼酎」
言われてみれば昆布の風味を感じ取ることが出来るが目立つものではなく、むしろ特徴が無い。臭みもなく刺激もない。したがって癖の無いおとなしい素直な焼酎だ。
ウエブで調べたらお湯割りがいいようだ。昆布茶で割るとなお良くなる、という記述もある。
食堂のスタッフは数人で殆ど20代の女性で、てきぱきと楽しく親切なサービス。
スタッフ同士の話を聞いていると地元ではなく、東京タイプ。
若い男性グループの一人が女性スタッフに近づきたいようで出身を聞いているが、玉川高島屋の店舗スタッフが夏の間来ているようだ。
ここは「島の人」というブランドで、礼文島の海産物と加工品を地元の加工工場で造ってのインターネットメールオーダーをやっていて、玉川高島屋や千歳空港などに店舗もある。本店がここスコトン岬にあり、製品は、ウニ、ホタテ、昆布、ホッケ等の干物、雪中熟成酒まである。本社は札幌にあり、社長の祖先が礼文出身だという。
ホームページ、カタログ、写真、製品そのものもなかなかセンスがよい。良いデザイナーがいるのだろう。
食べ、飲み、聞き、グズグズやっていたら私一人が残っていた。

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