2011年9月8日木曜日

1108ロンドン20:ベルギーのゴミ処理と信号





ブルージュ1泊してからブリュッセルのアパートに戻って来た。
このアパートはシターデンというチェーンで、キッチン付きなので便利。

パリ、京都でも利用していて、実に気持ちいい滞在が出来る。東京は新宿にある。季節料金が使えると安い。
1泊でも利用出来るが、週単位だとぐっと安くなる。
簡単な朝食はあるが、朝食を大事にする人は自分で作るか食べにいく方がいい。

街中のあちこちに大きなゴミコンテナーが置いてある。
瓶缶を分別投入する。
この回収にクレーン付きのトラックが来て、ゴミコンテナを釣り上げ、開放しているトラックの荷台の上に持って行き、コンテナーの下に付いているフックをクレーンを揺らして外すと、ガラガラガラとすごい音がして一気に落ちる。
落ちたらまたクレーンをうまく動かしてコンテナーの下のフック(蓋)をし、元の場所に置いてお終い。
この間1分ぐらいだろうか。
全部一人で運転手がやる。
これはパリも同じだった。
ゴミ箱が無い東京がいいか、パリやブリュッセル方式がいいか……

次は信号。
ブリュッセルの銀座ともいえる大きな交差点には信号が無い。
こんな所に信号が無いのだから、これより小さい交差点にも信号が無い。
商店街や住宅地には信号は全く無い。
信号があるのは、車中心の交差点だけ。
それではブリュッセルの銀座交差点は車が少ないかというとそうではない。
では、どうやって歩行者は交差点を渡るか。
簡単。歩行者が渡ろうとすると、車はぴたりと停まる。
横断のそぶりをしただけで、回りの車が停まってしまう。
歩いて交差点にさしかかり、どっちに行くかなと考え出そうとする前に車は停止してしまう。すみません未だ渡るかどうか決めてないんですけど……
これは、北欧各国の都市も同じ。

ブリュージュ駅近くの信号の無い交差点を渡り出したおじいさん。
そこにおねえさんが運転する車が入ってきて、おじいさんの前を横切ろうとした。
おじいさんは体を前に出し、大きく手で「停まりなさい!」
運転のマナーをおじいさんは体を張って教えた。
どうせもうすぐ寿命で死ぬからな、と考えてるんだかどうなんだか……(11年8月)

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