2009年12月11日金曜日
寿司屋のトレーサビリティ
博多から帰った翌日から、三日間のHACCPリーダーセミナーが品川の大井町である。
このセミナーでは近くのホテルに泊まり、いつもの寿司屋に行く。
「すし処さいしょ」
この寿司屋は毎朝築地に魚を仕入れに行く。
毎朝行くのなんて寿司屋なら当たり前、と思うかもしれないが、電話注文で築地に行かない店は実は大半だ。体も楽だし。
大将に「偉いね〜〜」と言ったら「うちみたいな小さな店でいい魚を揃えようと思ったら、河岸に行って少しずつ魚を買うしかないんです」と、謙遜。
店に行くといつも今日の魚がホワイトボードに書いてある。
今日は何があると見たらキンキを発見。
キンキ高いが、今日は3人居るので、一匹奪い合って焼いてもらおうかと言ったら「一匹しかないんです」
即注文したら「こんなのが着いてくるんですよ」と出してきたのは小さなラベルで、船の名前が書いてあるトレーサビリティラベル。知床の宇登呂に上がり、航空便で築地に運んだ魚の証明だ。
一緒に、明石の鯛、小川原湖のシジミの証明も見せてくれた。
大将「最近ごまかしが多いので、こういうのがあると安心して買えます」
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