2010年5月9日日曜日

美味しいもの関係者必読の本3冊ご紹介




「おたふく」山本一力

江戸後期、幕府の金融失策からの不況と、その中の弁当の開発と宅配システムの原点。
丁度今の日本の経済状況にぴったり。人情もたっぷり。
弁当宅配業者必読。

「ホテル」アーサー・ヘイリー

倒産寸前の巨大ホテルで、事件と事故、不正、買収劇が、複数のジェットコースターが絡まるごとく展開して行く。
ホテルの裏側いろいろ。
古い本だが、当時米国で半年間ベストセラーを続けた大ヒット小説。後半に入ったら、ハラハラ、ドキドキ、どんでん返しの連続。
古いニューオリンズが好きな方と、飲食・ホテルサービス業者必読。

「奇跡のタッチダウン 報酬はピッツァとワインで」ジョン・グリシャム

スポーツエンターテインメントだが、イタリアの美味しいのが出て来る。グリシャムはもしかしたら初めて美味しいのを知って書いたのでは無いか? イタリアンの美味しさをこんなに見事に書けるなんて……この文章を読むだけで価値ある本。
美味しいの大好きな人と、イタリアン関係者必読。

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