2010年1月7日木曜日

本シメジ


久しぶりに吉祥寺の「須弥山」(シュミセン)

ここはビールと日本酒だけで、焼酎もワインもない。
いい日本酒を豊富に揃えている。
酒と一緒に仕込み水を出してくれる。
仕込み水とは、日本酒を造る水。

美味しい酒を飲みながら、美味しい仕込み水を飲む。
仕込み水を酒の合間に飲んでいると、悪酔いしない。
酒の味は濃いままだし、仕込み水は腹の中でアルコールを緩和してくれる。
仕込み水はちょいちょい変わり、「え〜〜今日の仕込み水はどこそこの……」となる。

日本酒を選ぶのに、知らないのいっぱい。
そこでここはテイスティングさせてくれる。
判らなかったら、好みを言えば「それではこれは如何?」とちょっと飲み、よければ頼み、そうでなければ更に希望を言うと、またテイスティング。

以前も料理は素晴らしかったが、久しぶりに来たら、更に見事になっている。
料理の質がだんだん落ちる傾向に世の中なっているようだが、ここは逆でうれしいね。
時間が遅く、ほとんどの客は帰ったところで、ラストオーダーぎりぎりの時間。
残った料理を聞いてみると、あれが2人前、これが3人前と、少しずつ残っている。
今日は6人なので、どんどん頼める。
「その2人前全部、その3人前も全部」
在庫一掃に来たみたい。

その中でも、本シメジがすごかった。
本シメジって、こんな太く大きいんだ。
初めて食べた。
マツタケと比べられる。

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