2009年8月2日日曜日

これからの人生を不幸にするガリ





寿司屋の生姜、ガリはどこでも同じようなもの、と思ったら大間違い。
ある総菜工場の社長はガリが大好きで、寿司を食べる間にガリを丼一杯分ぐらい食べてしまう。でもガリは無料。
その社長にあるとき言った「社長、札幌の豊寿司に行ったら、ガリで不幸になりますよ、是非行って下さい」
豊寿司は、寿司もすごいが、ガリも桁違いの素晴らしさ。
ここのガリを食べたら、今まで食べていたガリはいったい何だったんだ!
軟らかく、豊穣な味と香り。
だから割り切らなければならない「ガリには2つある、普通のガリと、豊寿司のガリ」
そうでも考えないと、豊寿司以外の寿司屋に行けなくなってしまう。
だから不幸になると言ったのです、社長!

そんなことぶつぶつ考えていたら、
ワ!! すごいアワビが出て来た。
ギャー!! 焼き網で炙った穴子が出て来た。

すっかり満足してヨタヨタと外に出て、薄野(すすきの)の大通りに入ったとたん「なんだ! これぅわあ〜〜〜!!」
大通りの、右を見ても左を見ても、屋台と客でぎっしり。
空いたテーブルが見つからない、通りの遙か彼方まで、ず〜〜〜っと。
後で聞いたら、この超巨大屋台天国、夏の週末だけやるという。
大通公園のビヤガーデンは有名だが、観光客向け。しかしこの薄野の巨大屋台通りは、地元の皆さんばかり。
ビルの谷間で騒ぎがワンワンどよめき響き、北の町の空に噴火している。
札幌の皆さん、よく飲むね〜、よく騒ぐね〜、うれしいね〜!
これだけの皆さんのトイレ、どうしてるのかな?

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