2009年8月6日木曜日

09パリ-02:チョップドビーフステーキ




深夜着で、隣の酒屋も閉まっていて、ビールが無い。
アパートのオーナーに赤ワインをもらったが「必ず栓を抜いて2時間待って飲むように」と言われている。1998年の結構高級品だ。
しかし寝酒に一杯がどうしても欲しいので、水を一杯飲んでビール代わりにし、白ワインを抜かして仕上げの赤ワイン、ということにした。
つまみは飛行機でもらった煎餅。
でも、こういう時は何でもおいしいもんだ。

翌朝起きたらもう昼、よく寝た〜。
腹減った〜〜〜!

近くのカフェに飛び込み、メニューに「ステーキ&フライドエッグ」を見付け、「ビールも早く!」と注文。
焼き方を聞いてきたので、もしかしたらと「ミディアムレア」
出て来たのは、予想通り、チョップドビーフステーキ。
ミンチではなく、赤身の牛肉をナイフで細切れにしたのを手で固め、焼いたもの。
その上にフライドエッグが乗っている。
新聞式デザインの紙カップに山のようなフライドポテト。
これこそフランス式ステーキプレート。

テーブルナイフで少しカットしたら、ぼろりとたくましい牛肉が崩れ出て来た。
口に入れたらしっかりした歯ごたえで、野生の牛肉の味がしっかり歯にあたる。
これこれ、これこそ本物、やっぱりパリではこう来なくっちゃ。
ビール、あっという間に3杯、シャルドネ一杯。
すっかり満足し、ヨタヨタとアパートに這い帰り、再び睡眠に入った。

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