2007年9月12日水曜日

松本で京料理




サイトウキネンが終わったあと、前回見付けておいた京料理へ。
「尚古庵」松本市中央3-3-17 0263-36-7600
京都で修業していたご主人が、松本で京料理の店を初めて十数年。
9月に入ったら京都で必ず食べなければ気が済まない料理が「鱧と松茸の土瓶蒸し」
9月に入って未だ京都に行っていないが、これにここで出会った。
夏の名残の鱧と、秋始めの松茸の香りを、スープで楽しむ。
刺し身の一つはグジでいかにも京料理だが、もうひとつがなんとアラだった。
アラは魚の内臓のアラではなく、西日本の高級魚。
相撲の九州場所の時、博多のアラは全て相撲関係の所に行って無くなる、などと言われている魚だ。
みっしりと味濃いさわらの焼き魚にも松茸がついてきたが、そのカットが豪快超厚切りだ。
仕上げは、アルプスの水を使って釜で炊き上げた御飯、野沢菜と蕪のお新香と梅干し、豆腐の味噌汁という、京風に長野の香をちょっと入れた素朴仕上げだった。

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