2015年2月16日月曜日

泡盛はなぜタイ米?

 今夕もまた早くからやっている居酒屋へ。
一魚一会
まずはアーサーのおひたしわさび風味。
アーサーは沖縄の海岸岩場にあるあおさ。
口に入れると磯の香りが口内に広がる。

 それからシャコガイの刺し身で、つぶ貝のような食感。
ゴーヤをポン酢で食べるのもよく、ここのは苦くなく良い香り。
豆腐ようも食べなくっちゃ。この店のはチーズのような香りで、これならワインにも合う。
さて、今日の泡盛は何にしようかと相談を始めたら、もしよければ特別のがあると奥からボトルを持ってきた。


「請福」の100%12年古酒。
100%とわざわざ書いてあるのは、古酒の表示にはその古酒が50%以上入っていればいい。ところがこのボトルは本当に100%古酒なので、わざわざ表示してあるわけだ。変な法律だが、まあワインも同じようなもんだから仕方ないか……
飲んだら清冽で品があり、泡盛のセレブ。
ところで、泡盛の原料はなぜタイ米を使うのか?
この不思議な背景を聞いてもよくわからないというので、調べてみた。
昔は唐米を原料としていたが、次第にコストが高くなり、いろいろな米を試した結果、コスト、作りやすさ、味の全てを満足するのがタイ米だとなって、明治初期あたりから定着したようだ。

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