2011年10月26日水曜日

別府も昭和だった






豊後高田の隣町、夕暮れの中を日本の神社の総本山「宇佐八幡宮」にお参り。
広く長い山道で出会った人は数人。
ほとんど人のいなくなった薄暗い神社はあまり気分いいもんじゃないな。
でも気持ちさっぱり。

別府にレンタカーを返し、駅近くのホテルに入り、美味しそうな居酒屋を探しに繁華街に入ったら、ここも昭和の塊だった。
駅前通りの映画館なんか、三国連太郎の若い頃出演の映画を上映中。
商店街に入ったら「昭和ラーメン」なんてのがある。
昭和のガラクタがそこら中に散らばっている「夢倉庫」という居酒屋に入ったら、ダイヤル式の電話を使ってる。
カウンターのおねえさんに聞いたら、ここの社長が昭和好きで、こんな店をいくつも持っているという。
向かいの昭和ラーメンも、商店街突き当たりにある「夢蔵」という居酒屋もこの社長の店。
このカウンターのおねえさん「私が入社の時も、社長に、昭和の物なにかないか、おじいちゃんおばあちゃんの所にないか」と聞かれたそうだ。
知りあい、親戚縁者も、この社長の昭和好きを知っているので、いろいろ集まってくるという。普通なら邪魔な昔のガラクタ喜んでもらってくれるんだから。

仕上げはやっぱりこの社長の店「昭和屋台ラーメン」
豚骨ラーメンは、紅生姜がスープに映えるね!

この社長、歳は未だ50ちょっとというから、当分昭和の塊持つな。
別府そのものも変わらず静かに平和に歳をとって行くんだろうな。
変化無しってのもいいね。

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