2011年6月30日木曜日

松江で蕎麦はソルボンヌ



名物出雲蕎麦、とはいっても、どこでも同じだが、蕎麦屋によって味はいろいろ。
松江の人なら誰でも知っている「ふなつ

この店、蕎麦のこだわり究極だが、もう一つ知られているのがご主人はソルボンヌ大学出身ということ。パリでインテリジェンスを磨き、松江に帰って蕎麦屋をやっているなんて、不思議な魅力。

店に入ると大きな蕎麦打ち台があり、電動式の石臼でごりごり蕎麦を挽いている。
蕎麦屋の中には見せかけだけで石臼を動かしている所があるが、ここは本物。
そのため、その日の蕎麦粉が無くなると、夕方前にのれんを入れてしまう。
店に入ったのは5時過ぎ、まだ蕎麦は残っていた。

まずはビールとメニューを見ると、松江地ビール「ヘルンさん」というのがある。
ヘルンさんとは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)で、島根県の学校との契約の時、カタカナで「ラフカヂオ・ヘルン」と書いた所から、松江では「ヘルンさん」が定着し、地ビールもその名を取ったわけだ。

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